家を10時頃に出発して、途中首都高が事故渋滞でしたが、昼頃に宇都宮LRTの「清宮地区市民センター前」駅に到着しました。

 


 

この駅にはパーク&ライドの為の駐車場が併設されています。ここに車を置いて宇都宮の駅までLRTで行こうという算段です。駅の周辺はキャンピングカーを置けるような駐車場はなかなかありませんからね。

 

いやこのような使い方を想定したのがLRTなのでしょうからね。

70台くらい収容できる駐車場もほぼいっぱいですね。夕方の退社時まではこんな感じなのでしょうか。だとしたら狙い通りの使い方がされているということなのでしょうか。

 

 

この駅は比較的大きな、というか拠点的な地区の駅なので立派なトイレと待合室も併設されています。壁面は栃木の名産「大谷石(おおやいし)」で飾られて綺麗な佇まいを見せています。

 

 

低い床のホームで待っていると

 

 

反対側の下りLRTがやってきました。日中でも10分おき位の頻度で運行しているようです。

 

 

3両編成のワンマンカーですね。やがてJR宇都宮駅行きの上り電車も来て近くですれ違います。この形、相方は餃子の形だと言っていますがいかがでしょうか。

 

 

乗車には4個所ある乗降口で交通系ICカードをタッチして乗り込みます。

乗るときは緑のパネル。降りる時は黄色のパネルですね。

 

 

現金でも乗れるのですが、それだと降りるのは一番前の出口からだけになるので面倒なのと、それが遅れの原因になっているようです。混み合っていたら前まで移動するだけでも大変ですもんね。

 

 

乗り込んだ車内はバリアフリー化されていてすっきりとしたデザインですね。

走行音もあまり聞こえず、揺れもほとんどありません。しかし加速性能は車と並走しても負けないぐらいのものがあります。バスと比べても格段にいいですね。お客さんも結構乗っていました。

 

 

LRTは市街地の道路だけではなく、専用軌道を走る箇所もあって、この時は結構なスピードも出してます。

 

 

鬼怒川を渡るときには鮎釣りの人も見れたりでのどかさも残っています。

ここがLRTのハイライト場所だそうです。

 

 

でも半分以上は市街地を車とともに走っています。
 

 

渋滞もなく、およそ30分弱でJR宇都宮駅に到着しました。快適なミニ旅行でした。


しかし乗ってみると何故ここにLRTを作ったのかよく分かりますね。沿線には高校や工場地帯、そしてスタジアムのようなスポーツ施設が沢山あって、車しかない交通の集中化を抑制する為ということなんですね。

 

 

また、キャンピングカー乗りにとっては凄くありがたい交通システムですね。

郊外の無料駐車場に大きい車を置いて、手軽に都心まで入ってこれるパーク&ライドのこの仕組み、もっと増えてほしいものです。