赤城神社から神楽坂の裏通りを歩くと、住宅街の片隅に隠れ家的に佇む一軒のレストランがあります。



その名も「今彩」さんです。

下に小さく、フランス 日本の料理とあります。



 入ると席数20席ぐらいのこぢんまりとしたレストランです。カウンター席とテーブル席が一体的になった造りですね。



先ずはビールで一息です。
この日も結構暑かったですから幸せのひと時ですね。😆

 

 このお店はコース料理しかありません。初めは前菜8種取り合わせ。蓋のついた木箱に入ってきます。


全て野菜の前菜です。

そうなんです。ここは有機野菜を使った和フレンチのお店だそうです。どれも野菜が美味しいです。

これでゆっくりとビールを飲み干します。


 

お次はフォアグラとトリュフの茶碗蒸し。初めての味です。でも美味しいですね。

なんかこんな出し方は、懐石っぽい感じもしますね。


 

自家製パンとバターも出て来ました。バターにはハーブも練り込まれています。お酒はシャルドネを頼みます。


 

次に28種の野菜と海鮮を混ぜ合わせて食べる 今彩メリメロサラダが出て来ました。よくかき混ぜて下にあるソースを絡めて食べると、これはもう最高に美味しいですね。結構お腹いっぱいになります。


 

これをキッカケにオーナーシェフと野菜について色々と話をしたのですが、これらの野菜は西船橋駅のそばにある契約農家の石井農園さんからの地野菜だそうです。


地元では🍓いちご狩りでも有名な農園です。

勿論有機野菜だそうで、私も畑でBLOF理論による有機栽培を少しやっていますから結構話が弾みました。


そろそろ目の前の鉄板で肉を焼き始めます。

左が仔牛、右は鴨肉ですね。


 

肉が焼ける間に出てきたのが

海鮮と野菜の包み焼きです。うーんナイスです。


 

 包み焼きを食べ終わる頃には、お次のお肉に合わせてピノ・ノワールを頼みました。


 

メインの肉料理ですが、やはり鉄板で焼いた野菜が一緒に沢山盛り付けられています。


 こちらは鴨肉

 

こちらはカナダ産の仔牛

 

英国産と仏国産の塩、それに香辛料はお好みです。

 

肉らしいのはこのお皿だけで、あとは野菜と海鮮がメインなお店ですね。そのせいか周りを見ても女性客が目立ちます。ヘルシーですもんね。


〆の雑炊ですが、こんがりと焼いたホタテが入っていて、それを崩しながら一緒に頂きます。

こういう雑炊は初めてですね。


 

デザートは箱の蓋を開けてみなければ分かりません。一人ひとり違うみたいです。


 

最後のお茶はハーブティーでした。


和とフレンチを融合させた料理と謳ってましたが、あまりフレンチっぽさはありませんでした。

けれども美味しい野菜と吟味されたお肉であっという間の2時間半を幸せに過ごしました。


面白いジャンルのお店でした。

イタリアンのバーニャカウダにも通じる、野菜の美味しさを追求したお店、良いですね。