先日、依頼していた畑の土の土壌分析と施肥設計の結果が届きました。

まずは現状分析ですね。

診断項目、測定値それに上下限値を見てください。

いずれもBLOF理論に基づく土の中の成分要素項目ですね。

 

今回入れた畑の土は石灰と苦土それにカリが多いみたいですね。

 

 

上下限値の中に測定値を持っていくための施肥のあり方をシミュレートするのが施肥設計です。

まあ 上限値をオーバーしているのはしょうがないのですけど、少ないのは補えますからね。

 

各肥料の成分と含有率(重量比)はわかりますから、これらを鑑みながら投入肥料の種類と量を変えていきます。


そうすると上の表の耕耘深度の数値が自動的に変わっていく様にエクセルシートはプログラムされていますから、適正値内になるように肥料の量を変えていきます。

 

 

 

なかなか思い通りの数値にはいかなくても、できるだけ近い値にまでもっていきます。

必ずしもこの会社の肥料でなくても、成分比のわかる有機肥であれば肥料名の欄に追加してやってシミュレートできます。

 

まあこんな感じで土づくりをしているのですが、やはり土壌分析って重要だとつくづく思います。