夏の高速道路は路面も高温になり、車のタイヤにとっては過酷な状況になります。

つい先日もキャンピングカーのタイヤが破裂して横転する事故がありました。



キャンピングカーは家を架装しているようなもので重いんですよね。更に色んな荷物を積んでいるのでいつも積載限度一杯の状態で走っていることが多いのです。


そんな状態でこの暑さの中、劣化したタイヤとか、空気圧不足のタイヤなんかで走っていると熱を持って破裂してもおかしくない状態になります。


しかもキャンピングカーは背が高くて、重心も上の方に移っていますからタイヤが破裂するとバランスが崩れて簡単に横転してしまうのですね。


今回横転したキャンピングカーのベースはトヨタのカムロードと言う、2トントラックのダイナを改修した物なんですね。


2トンですから後輪も当然シングルタイヤで、荷重には耐えきれなかったのかもしれません。

その為か度重なる横転事故に対して、トヨタも最近販売のカムロードは全て後輪ダブルタイヤに仕様変更してますからね。



かく言う私めも、かつて高速道路でタイヤバーストさせたことがありました。

これは劣化したタイヤをそのままにして乗っていたせいですね。幸い大ごとにならずに済みましたが、直ぐさまタイヤを4輪とも交換したことは言うまでもありません。


重い荷物を載せる車は、日頃のタイヤ点検と空気圧チェックが欠かせませんね。