八戸を離れて、下北半島の道の駅よこはま「菜の花プラザ」にやってきました。

周辺はこの時期でまだ菜の花が咲いて、黄色が目に強烈です。

今夜はこの駅で車中泊します。遠く山口ナンバーの車も泊まっています。

 

 

夕食は八戸の温泉近くのスーパーで買ってきたもの中心ですが、今回はそれだけではありません。

ジャーン、大谷海岸で買ったホヤの残りと宮古魚菜市場で買った「生ウニ」があります。

生ウニは口の中で甘くとろけます。これは絶品ですね。とりあえず今夜は半分だけにしておきます。(笑)

 

 

合わせるワインはチリ産のシラーズです。

ピノノアールよりも深めの味ですが、これも好みの種類です。

これはどっかのスーパーで何気に買った普通の値段の1本なんですが、当たりでした。とてもおいしいワインでした。

 

 

デザートは久慈の道の駅で買った「ぶすのこぶ」。

あんこ好きの私には美味しくて満足のいく一品でした。

 

そして今ローソンで人気のスイーツ「濃密カヌレ」。

いや道の駅にローソンがあったものですから、覗いたら珍しく残っていたものですから買ってみました。うちの近くだと売り切れが多いんですよね。

 

 

道の駅よこはま「菜の花プラザ」の駐車場は広く、大型トラックとは離れた場所に泊めたおかげで、夜は熟睡できました。

 

翌朝早く下北半島の突端「大間」に向けて出発します。

快調に進んで行きますが、車のエンジンルームから異音が聞こえてくるようになりました。アクセルをふかすとカンカンカンカンと甲高い音がします。

相方は津軽三味線の音だと言います。😆

でもエンジンそのものは至って快調に回ってます。

どうも排気系からの音に聞こえるのですがよく分かりません。

 

この先まだまだ走り続けますので人里離れた場所でトラブったら最悪の事態になりかねませんので、むつ市の郊外の朝早くからやっている自動車工場に飛び込んで見てもらいました。

 

しかし、よく分からないのですが排気系からの音らしいので大事にはならないだろう、もしかしたら音はしなくなるかもしれないという診断だったのでそのまま音を鳴らし続けながら進むことにしました。

だってここで預けて修理をお願いしたら家まで帰るのにもの凄く大変なことになりますからね。気が遠くなってしまうくらいの距離ですし、新幹線の駅までもかなりの距離があります。

しかも取りに来なければなりませんし。

 

まぁ とりあえずは行けそうなのでカンカンいわせながら津軽海峡沿いの道を進んでいきます。

そして途中の風間浦村の下風呂温泉に立ち寄り、朝風呂に浸かります。

 

 

車は目の前の漁港の空き地に止めて日帰り温泉「海峡の湯」に向かいます。

 

 

そうそうここの港には「いかさま(烏賊さま様)レース」で名の知れた場所があります。が近年のイカの不漁で閑散としてました。

 

さて「海峡の湯」ですが、ここ下風呂温泉郷にはもともと住民のための温泉共同浴場が二つあったのですが、施設の老朽化の伴い統合してこの場所に新設したそうです。

 

 

前の温泉浴場には来たことがありましたが、今はどうなっているのでしょうか。楽しみにしてお邪魔しました。

 

中はこんな感じですね。いやーいい温泉になっりましたね。下のリンクはぜひ見てくださいね。

 

泉質の異なる4つの湯船、少々熱めなのですが、朝の寝ぼけた体をシャキッとさせてくれます。お近くを通った時はぜひ立ち寄ってください。お薦めですよ。


お風呂でサッパリしたあと、温泉ホテル街の片隅にあるこのお店を探していってみました。ありました。看板は出ていませんがこのお店で間違いありません。

 

 

かつて、ここで朝取れの海峡烏賊を買って、海辺の公園の水場で捌いて朝ごはんにしたことがあります。その美味しさがいまだに忘れられません。

でも烏賊は6月からの解禁と言うことで有りませんでした。


でもその他にも港から上がった魚介をお総菜にした商品が多いのですが、

 

 

こんなの見つけてしまいました。

これは即買いですね。なんでもここのお母さんがこだわって作ったものでお米は全てもち米でゲソも混ぜてあるそうです。

 

 

これも勧められました。

干し蛸の足です。取れたての蛸を塩で湯がいて干したものだそうです。TVにも出た逸品なんだそうです。もちろんこれも買いましたよ。この方が全て賄っているのです。今年75歳になったそうです。お元気ですね。

 

 

次は大間崎に向かいます。

海峡の向こうの島影は函館山ですね。こんなにも近いのですね。

 

 

そしてこの狭い海峡にマグロがウジャウジャいるかと思うと唾ごっくんですね。(笑)

お隣のレストハウスには3億円越えの実物大のマグロのこんなパネルもありました。大きいですね。

 

 

さて、大間崎をあとにして大間フェリーターミナルに向かう途中、時間があったのでコインランドリーに立ち寄り、待っている間に烏賊めしをさっそく頂きました。

能書き通り美味しいですね。もうあっという間にペロリしました。

 

 

その他にもこんな光景と遭遇しました。

なんと街中を「カモシカ」が歩いているのです。餌を捜して出てきたのでしょうね。

でも町の人は「良く出てくるよ」などと言って別に驚いてませんでした。

共存している感じです。そんなもんなんですかね。

 

 

洗濯ものも仕上がったあと、津軽海峡フェリーの大間ターミナルへ。

特に予約はしていませんでしたが、連休明けのこの時期は十分余裕がありますね。

申し込みをして乗船駐車場で待ちます。

 

 

 

うちの車の長さは車検上は5.8mなんですね。各社のフェリーは長さ6mを境に値段が大きく違ってきて、6m以上だと「燃料油価格変動調整金」なども上乗せされて倍近い値段がかかってしまうのです。

 

うちの車、載せているキャンパーシェルが実はちょっとだけはみ出ているのです。まあお目こぼしの範囲内だとは思うのですが、今回は違いました。

メジャーをもってきてなんと測り始められてしまい、厳密な適用をされてしまいました。(悲)

 

追加料金の支払いを命じられ、結局

¥18,120に¥15,330を追加支払いしました。厳しいですね。

 

 

それはともかく、津軽海峡を函館港に向って束の間の船旅を楽しみました。好天で波も穏やかです。

空には函館空港行きの飛行機がすっ飛んでいきます。船はのんびりですね。

 

 

やがて90分間の船旅も終わりです。

函館港のフェリーターミナルに到着しました。