笠森寺観音堂


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 長南町にある「笠森寺観音堂」は、笠森観音の名称で親しまれ、

板東三十三観音霊場の第三十一番札所です。森林にかこまれていて、道路からは直接見られませんが、崖が迫る切り通しの参道を抜けると目の前に本堂が現れます。


 1908(明治41)年に県内最初の「国宝」に指定され、その後文化財保護法の制定により、「国指定重要文化財」となりました。



四方懸造(しほうかけづくり)


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 懸造(かけづくり)とは、急な斜面や段差のあるところに建物を建築する技法で、床面を水平にするために、長い柱で固定し床下を支えます。代表的なものが、京都の清水寺。観音堂は、日本で唯一、四方懸造で建てられ、巨大な岩の上に四面、61本の長い木の柱が使われています。木造の階段を登る途中、下から支える柱を見ることができ、空中に浮かぶような回廊からは、南房総の山々を見渡せます。



笠森寺自然林


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 周辺の森林は、国指定天然記念物自然林となっており、なかには樹齢千年を超える古木もあります。スギやスダジイやカシ類が、自然に近い林として残っています。遊歩道も整備されており、森林浴も楽しむことができます。

ーちば県民だより 千葉のコレ知ってる?




 我家では、2013年に[笠森観音]へ行った。

「混んでいるだろう」と、言うことで12時過ぎに家を出る。

夜中ではなく、昼間、桜の季節にでも行きたいと思う。