半沢直樹がとまらない・・・

ドラマ　“半沢直樹”　の視聴率が大変な事になってますね。

最近、本当によく聞かれるようになりました。

あんな事が本当にあるの？

あんな人が本当にいるの？　って。

私が銀行に入行したのは昭和63年でした。

あのドラマでは平成4年でしたね。

作者も確かM銀行で入行年次は私と殆んど変わらないと

思います。　そして今は同じ銀行となっております。

私は30歳までしかバンカーでなかったのですが

その中では非常に特殊なバンカー生活を送らせて

いただいたと思っております。

頭ごなしに意味のない事を言われた事はありませんし

数字さえこなせばマイペースでも大丈夫でした。

新規の飛込み営業をやっていたのでつい熱くなって

融資の担当課長等に食ってかかり嫌がられましたが

最終的にはアイツが言うならば仕方がないなっと

支店長以下皆が思ってくれてました。

自由気ままにやってましたので同支店の同年代の

人間には面白くなかったかもしれません。

よく考えても私の周りで今のドラマに出てくるような

人間は一人も居なかったのです。

とここまで言い切れる私は余程の鈍感か、運が良い

バンカーだったのかもしれません。

半沢を見ているともう一度バンカーに戻って好き放題

やってみたい衝動にかられますが・・・

最近銀行の同期によく言われます。

“早く辞めておいて良かったな、、合併後の銀行では

お前はすぐに出向だよ”　って。

つまり意見する者は、要らないって事のようです。

どうやら私は運が良いバンカーだったようです。

ではまた。