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所有築古戸建について

所有して約2年になる築40年になる戸建。

都内近隣の主要JR駅から徒歩5分の物件ですが

購入当初は賃貸募集が1週間で決まったにも関わらず

2度目の募集はなかなか決まらない状態でした。

少し特殊な物件だったのですぐには難しいと思って

いたのですが・・・。


そんな時に、ふと売却を考えてみました。

シュミレーションをしてビックリです。

築古ですから建物は4年償却です。 とすると売却時の

取得価格は購入価格から減価償却分を引いたものです。

4年のうちの2年ですから建物の価格が半分になると

いうことです。

毎年賃貸収入の利益計算時は償却がたくさん取れて

ほとんど課税されませんが売却時は、とくに短期は

要注意です。

購入価格で売却しても大きな譲渡益が出ることになりますので。


そうこう検討しているうちに賃貸の申し込みが入りましたので

売却には至りませんでしたが、いいタイミングでの

シュミレーションでした。


では私の出口はというと5年以降の長期譲渡での売却です。

もちろんここでも通常は譲渡益課税の対象になりますが

5年までの短期に比べて譲渡益課税率が半分になります。

しかも私が購入した平成22年取得物件は5年超の売却時の

譲渡益課税が1,000万円まで非課税ですので実質課税

ゼロなると計算です。


築年数の古い中古物件、特に木造系の物件は譲渡益課税の

計算を忘れずに、思わぬ出費となりますので。



ではまた。