1月30日、マリボル人形劇場の新作人形劇『Ponočnjaki』が無事初日を迎えました。


稽古期間中には色々なことがありましたが、本番前の一週間の俳優たちの前進ぶりには眼を見張るものがあり、鳥肌が立つほどの経験もさせてもらいました。
初日にはお客様の大人も子供もみんなとても楽しんでくれました。
よかったよかった!





スロベニアでは、初日の後には劇場で小さなパーティーがあります。
乾杯の後には出演者とスタッフ一同で記念撮影をし、ケーキカットもありました。


でも、初日を終えても気持ちは休まりません。
実はこの作品はウィーンの劇場との共同製作の作品。
マリボルの初日を終えたばかりですが、早くも今週金曜日にはウィーンに場所を移して初日を迎えます。言語もスロベニア語からドイツ語に変わる! 
時間が無い中、俳優たちはリハーサルを重ね、舞台装置や人形たちはすでに移動のための梱包がはじまっています。
さてどうなるのでしょう。

今週も、いいプロセスと、パフォーマンスになりますように。
楽しめますように!!

(登場人物の一部 左から: カヤックから出来たコントラバス/蓄音機と古いレコードやカセットテープからできたラスボス グルドグラスカ/主役のトンカとベッドに仕込まれた様々な楽器/太鼓やマラカス、ハリセンや鈴から出来た蛾)


    (初日の様子や短い動画なども見られます。)


※ 今回私は人形製作のスタッフとしての参加でした。マリボル人形劇場は私がスロベニアに来るきっかけをくれた劇場であるため、今回は美月泉名義ではなく本名で参加しています。


2020.1.30のこと  よしだより