誰かと話をする時、ポイントが何かを最初に明確にすることが大切。議題は何か、論点は何か、ゴールは何か。そして、そのポイントの軸をずらさないことが、会話を上手く進めていくことに繋がる。
ポイントが明確でないと、ずるずると横道に逸れたり重箱の隅を突かれたりする。結果、得たかった結果とは遠いものになったりする。
昔からですが、何を得たいのかが分からない営業さんがいっぱいいます。
~打ち合わせが早く終わったとき~
「本日は良い企画がありますので、ご提案させてください!」
「ありがとうございます。はい、お願いします」
・・・
「以上がご提案です。いかがでしょうか?」
「(いかがって何だよ?と思いつつ)有難うございます。この企画ではなく、○○とか××とか、△△という可能性もありますよね?そのへんってどうですか?」
「あ・・、一度社内に持ち帰らせて検討させて頂きます!」
「あ、ハイ。じゃ、またご連絡ください。メールで構いません」
以上。チーン
提案させてくださいということですが、別に提案すること自体が目的ではなく、受注が目的のはず。だったら、最初っから目的をお互いで共有しておかないと、結果が目的と遠い所になる。上記だと、別に社内に持ち帰って検討することは期待してない。(というか帰ったら上司に怒られるのが見える 笑)
一生懸命「今日は情報のシェアだけです」とか「提案じゃないけど聞いて」とか言う人もいますが、最終目的が何かを明確にしないと、聞いてるほうもどこに連れてかれるのか不安だし、眠くなっちゃいます。
僕が社内で上司に提案する時は、「これから面白い企画をご説明しますが、YESかNOか、NOの場合は理由も一緒に教えてください。もしくは松竹梅とか100点満点で採点してください。」というのを最初に持ってきます。そうすれば、説明を受けてるほうからしても返答しやすくなるので、結果もぶれ難いと思います。
目的は何かを最初に明確にし、お互いに共有すべきだと思います。
最近お持ち帰りが続いたので、書いときます。