こんばんは、吉田ももみです!

 

 

 

よく、「留学してよかったことは?」とか、

「留学して何が変わった?」

と質問されるので、

今日はそれに対する私の答えを

書いていこうと思います!

 

 

 

私はこれまでに3度の留学を経験しました。

 

1回目は、15歳の高校1年生の時。

アメリカのニューヨーク州で約1年間

現地の高校に通っていました。

(みんなの想像するニューヨークではありません笑)

 

2回目は、去年の大学3年生の時。

ブルネイというあまり知られていない国で(笑)

1学期間、国王が総長を務める国立大学に

通っていました。

ブルネイ留学記はこちら

 

そして3回目が、今回のセブ島留学

大学の春休みを利用し、1ヶ月間

人生初めての語学学校に通ってきました。

 

 

 

その3度の留学を経験した私が感じる、

「留学して変わったこと」を

書いていこうと思うのですが、

正直1番大きく変わったのは1回目の留学です。

なので、まだ留学をしたことのない人、

検討中の人にも参考になればいいなと思います!

 

 

 

 

1 度胸がついた

 

 

まず1つ目は、間違いなく度胸がつきました。

これは英語に対する恐怖心が消えたことも

1つの大きな要因なのですが、

「1人で海外で生活することができた」という経験から、

何をする時も不安に思うことがなくなりました

 

 

もともと私はめちゃくちゃシャイで人見知りなので

人前に出ることはもちろん、

人と話すことすら苦手でした。

 

 

しかし留学をして、自信がついたおかげで

昔の自分からは想像ができないくらい

いろんなことに挑戦できています。

間違いなく、これは留学の成果です。

もし留学をせずに、昔のままだったら

今頃私はどうなっていたんだろう、と考えると

本当に恐ろしくなります。

 

 

最初の留学の時は、一人で海外に行く、というだけで

不安でいっぱいだったのですが、

今では一人で海外に行くことも

知らない国に行って生活することに対しても

何も不安はありません。

むしろ、もっともっと自分の知らない世界を見たい!

という気持ちが抑えきれないくらいです(笑)

 

 

早い段階で、「なんとかなる」という精神で

飛び込めるようになったことは

今後の人生においても

すごく役立つのではないかと思っています。

 

 

 

2 感謝の気持ちを持てるようになった

 

 

最初にも書いたように、

私は15歳の時に留学したのですが、

それまで私は全て母に頼って生活していました。

 

 

洗濯も掃除も自分では全くしてなかったし、

人と話すことすら苦手な私は、

困ったことがあれば全部母に解決してもらっていました。

 

 

しかし、留学先ではじめて、

どれだけ母に頼って生きてきたのか

ということに気付きました。

 

 

掃除も洗濯も自分でしなければならない状況に

置かれて初めて、その大変さを知りました。

仕事をしながら家事もこなすことが

どれだけ大変なことか痛感しました。

そして何より、トラブルを自力で解決しなければ

ならなくなった時に、自分の無力さを感じました

 

 

今まで何が起こっても

「ママに言えば大丈夫!」

と思って生きてきたのに、

そこでは隣に母はいません。

これまで何でも自分の思い通りになってきたのは

自分が特別なのではなく、

全部母のおかげだったんだと気付きました。

 

 

何も「当たり前」なことはないんだ、

ということに気付いて

そこから今まで以上にいろんなことに

感謝できるようになりました。

話を聞いてもらえることが当たり前じゃない、

助けてもらえることが当たり前じゃない、

そして母がいることが当たり前じゃないんだと

気付きました。

 

 

この気持ちは、これから先も

ずっと大事にしていこうと思います。

 

 

 

3 日本人としてのアイデンティティが生まれた

 

 

留学先でもっとも衝撃的だったことの1つは、

アメリカ留学していたとき

同じ高校の同級生たちが、

国内の政治や経済に対して

ちゃんと自分の意見を持っていたことです。

 

 

日本の学校に通っていた時、

休み時間に政治や経済の話をしたことなんて

1度もありませんでした。

でも、アメリカの高校では

普通の会話をしているときに

国のことをみんなが話し合っていたんです。

 

 

授業中も、世界史や社会の時間は

先生が質問することに対して

みんながそれぞれ自分の観点から答えていました。

 

 

そして当然、「日本はどうなの?」

と聞かれるのですが、そのときに

私が何一つ日本の政治や経済のことを

知らなかったということを自覚しました。

 

 

海外に出ると、私は「外国人」になります。

日本にいると、日本人なんてそこらじゅうにいますが、

海外に出ると、地域によっては

「たった一人の日本人」になる可能性だってあります。

 

 

そして私がそうでした。

私は現地の公立高校に通っていたので、

そこで私は「唯一の留学生で、唯一の日本人」でした。

先生からも友達からも日本について聞かれるのですが、

15年間日本で、日本人として生きてきたにも関わらず

自分が日本のことを何も知らないということが

すごく恥ずかしくなりました。

 

 

そこから、「自分は日本人だ」という意識を

常に持って生活できるようになりました。

海外に出て初めて気付いた日本の良さも

海外の人に伝えられるようにもなりました。

まだまだ政治や経済に対する知識は浅いのですが

少なくとも国の動きに興味を持てるようにはなりました。

 

 

 

4 自分の意見を持つようになった

 

 

日本ではよく

「どっちでもいい」「何でもいい」「わからない」

という言葉が使われます。

 

 

しかし、これは海外では通用しません

 

 

昔は私もそうで、1度目の留学の時、

"I don't know. "をずっと使っていた時期があるんです。

でもそのせいでめちゃくちゃホストファミリーと揉めて

結局関係が崩れてしまいました。

 

 

"I don't know."は、無関心だという風に

捉えられてしまいます。

私はそれに気づくのが遅すぎたのですが、

そこからは何か自分の意見を言うようにしています。

 

 

何か聞かれたら、きちんと自分の考えを伝える、

という癖をつけるのは簡単ではありませんでした。

日本では「人がどんな答えを求めているか」を考えて

答える人が結構多くいます。

そのせいで、自分の意見を言えない、

自分の考えが出せない、という人も多いです。

 

 

でもそれは間違っているんだ、ということに気付きました。

人それぞれ、考え方は違うのに

人に合わせた答えを見つけるのはおかしいし、

その必要なんて全くないですよね。

 

 

一度「わからない」という癖がついてしまうと

「いきなり意見を言え!」と言われても難しいのですが、

「自分が何を考えているのか」

「どう感じたのか」

「何がしたいのか」

ということを常に意識して、やっと

自分の意見が出せるようになりました。

 

 

 

5 違いを受け入れられるようになった

 

 

私が1番感じている変化は、

「人は人、自分は自分」

と考えられるようになったことです。

 

 

日本では人と同じであることが求められ、

違うことをすることダメなことだと思われがちですが

海外に出ると、違うことが当然で、

人と違うことをすることが評価されます

 

 

人と合わせることが全く必要とされていないところで

生活したことによって、

人と違うことをすることに対して

全く恐怖心や不安がなくなりました。

 

 

自分には自分の考え方、やり方があって、

そして人にはまた人の考えや、やり方がある。

その違いが受け入れられるようになりました

 

 

特に東南アジアでは、

宗教が違う人も、国籍が違う人も、

言語が違う人もたくさんいます。

しかし、それを皆尊重しあって生活している、

違いを認め合って共存している

というのは本当に感銘を受けました。

 


違いに寛大になりすぎたせいで

自由になりすぎたのかもしれないですが(笑)

人の人生ではなく、自分の人生なので

自分の信じる道をいこうと思えるようになりました!

 

 

 

最後に・・・

 

 

留学のメリットなんてあげればキリがないのですが、

一つ言えることは、

留学したことで人生が変わりました!!!

これだけははっきり言えます。

 

 

そして世界の広さと近さを同時に感じることができました。

まだまだ見たことのない世界はたくさんありますが、

留学によって得た自信で

私はきっとどこへでも行けます。

どこに行くことも怖くなくなりました。

 

 

もっと世界に出たい!!!

 

 

 

吉田ももみ