こんばんは、吉田ももみです。

 

 

 

 

昨日で学校1週間目が終わりました!!

朝8時から5時まで英語漬けの生活が続いたので

教室に入ると全員の先生に "TGIF (Thank God, It's Friday)!!!" と

言われました(笑)

 

 

ということで、華金らしいことをしようと、

ここに来てすごく仲良くしてもらっている38歳のお姉さん

ご飯を食べにいくことに。

 

 

彼女は以前韓国の方とご結婚されていて6年間韓国に住んでおられたので、

私が韓国が好きだというと、「じゃあ韓国式の華金にしよう!」と、

韓国料理屋さんでチキンとビールを楽しんできました。

 

 

韓国ではこのチキンとビールのことを「チメッ(치맥)」と言うそうです!

 

 

サン・ミゲルというフィリピンのビールを飲みながら

数時間いろんな話をしていたのですが、

その中でも特に、ものすごく心に響いた言葉があったので、

これから海外に行く人や、すでに海外にいる人、旅行が好きな人、

みなさんに覚えていてほしいと思い、紹介します。

 

 

 

「私たち一人一人が外交官。」

 

 

 

この言葉を聞いた時、自分の中で電流が走ったような衝撃を受けました。

本当に、その通りだと思います。

日本人である自分の行動や言動1つで、「日本」という国の

印象がその人の中で変わります。

いいように変えるのも、悪いように変えるのも自分です。

 

 

例えば、喫煙が許されていない店内でタバコを吸っていたら、

「〇〇人はマナーが悪い」と、自分一人の行動でその国の印象を決めてしまいます。

でも、もし海外で困っている外国人を助けたとしたら、

「〇〇の人は優しい」と、国全体の印象が良くなります。

 

 

確かに韓国と日本、中国と日本、などのように

国と国との関係が良くないところもあります。

でも私たちに「国の事情」は関係ないと思うんです。

 

 

私は韓国も中国も大好きです。

 

 

その理由は、私がアメリカ留学していた時に、

親友になった子が韓国人だったから

彼女がいなければ、もしかしたら私は途中で帰国していたかもしれないくらい、

彼女には助けられました。

 

 

私が留学したのは2011年8月。

ちょうど、その年の今日3月11日に東日本大震災が起きました。

原発事故のことも全世界に広まったため、留学団体の人から

「もしかしたらお土産で日本のお菓子や食べ物を持って行ったら、

嫌がる人もいるかもしれない。」

と、言われていました。とりあえず、少しだけでも持って行こうと思い、

私は日本のお菓子を数種類と、レトルトのカレーやカップ麺などの

食べ物を持って行きました。

 

 

私がアメリカのホームステイ先に着いて、1週間後に彼女は

韓国から来たのですが、同い年で趣味も似ていた私たちは本当に

あっという間に仲良くなりました。

そして、彼女が韓国のお菓子などをくれたため、

私も「日本のお菓子持ってきてるんだけど、食べる?」と聞くと、

「日本のお菓子大好きだからめっちゃ嬉しい!!!」とすごく

喜んで食べてくれました。それをみて私は、

メディアの嘘の情報には騙されたくない、と強く思いました。

韓国には日本人が好きな人がたくさんいるし、

国と国がどうであれ、私たちは人と人の関係。

その相手が何人であろうと、先入観で決めることは絶対にしたくないと思いました。

 

 

彼女には留学を終えて2年後に、韓国に会いに行きました。

その間もお互い手紙を書きあったり、プレゼントを送りあったりしていました。

もちろん今でも連絡を取っているし、15歳の時に、

「おばあちゃんになってお風呂に入れなくなったら足を洗い合おうね」

と、くだらない約束をしたことを今でも覚えています。

そして彼女もいつも、誕生日の時のメッセージに

「あの約束ちゃんと覚えてる?笑」と言ってくれます。

 

 

私は彼女のおかげで、「自分の中に国境なんていらない」

気づけたし、そのおかげで世界中に友達ができました。

 

 

そして、そのおかげで中国人の友達もできました。

私は正直、今まで中国人に対して「マナーが悪い」と決めつけていました。

日本に来ている中国人が、公共の場で大声で話したり、

散らかしたりしているのを見て、あまりいい印象は抱いていませんでした。

 

 

でも、ブルネイに留学した時に仲良くしてくれたのが中国人の子だったんです。

本当に毎日毎日、一緒に遊んでいました。彼らのおかげで

私のブルネイ生活が一変したといっても過言でないくらい、

つまらなかった毎日を変えてくれました。

 

 

彼の家族、親戚20人とご飯を食べたり、おじいちゃんの誕生日会に

呼んでくれたり、彼の家のキッチンを使って日本食パーティをしたり、

彼のお父さんにゴルフに連れて行ってもらったり、

本当によくしてもらいました。

 

 

その時に私は、ごく一部の人のせいで「中国人」を決めていたことに、

本当に反省しました。そして中国人は日本人が嫌いだ、と

思っていたことに恥ずかしくなりました。

「息子の友達」であっても、もし本当に日本人を嫌っていたら、

ここまで良くしてくれることはありえません。

それどころか、「去年も日本に行ったし、今年も日本に行きたい!

日本が一番好き!」と言ってくれていました。

 

 

 

このように、本当に1人の行動がその国の印象を変えるんです。

 

 

 

私は海外に出たことによって、「日本人としてのアイデンティティ」が

うまれました。海外での生活を経験したからこそ、

日本の良さ、日本人の魅力が人一倍わかると思います。

 

 

 

海外に出る人は是非、「自分は日本の国旗を背負っている」という

意識を持ってほしいなと思います。もちろん、留学も、旅行も、仕事も含めて、

みんなが「一外交官」として、日本がどれだけ素晴らしい国かを

世界に広めていけたらいいなと思っています!

 

 

 

私自身も、今いるこのセブで、日本の良さを伝えていけるように

頑張ります!そして、このブログを読んでくださっているみなさんにも、

セブの魅力がお伝えできるように精一杯頑張ります!

 

 

 

吉田ももみ