こんばんは、吉田ももみです!

 

 

昨日、私のグループレッスン担当の先生がいきなり、

もうセブでやり残したことはないし、ここにいても何も変わらないと思ったから

違うことをするために、もうこの学校をやめることにした!

また別の国に行って働くんだ!

って言い出したんです。

 

 

もう衝撃すぎて、とりあえずツイートしてしまいました。

 

 

 

でも、その言葉を聞いて、私が一つ思い出した事があります。

 

 

私自身、生きる場所は「学校」だけじゃないって知った時に

自分の気持ちが楽になったし、生きていける場所は「日本」だけじゃない

知った時に自分の世界は広がったんですよね。

 

 

私は(今でもそうですが)、小中高とほとんど友達がいなくて

ひとりでいることもあったのですが、大学にはいるとみんな自由で、

学校以外にもたくさんコミュニティがあり自分の居場所がみつけやすくなる。

そして日本から世界に視野を広げてみてみると、

もっと色んなものが見えてきて、夢が広がったんです。

 

 

自分の限界を決めているのは自分自身で、

自分の自由を奪っているのも自分自身。

 

 

やらない理由を探す方が、やる理由を探すよりも何百倍も簡単なことで、

お金がない、時間がない、余裕がない、〜ないをつけることで

やらないことに対する言い訳なんていくらでも探せると思うんです。

 

 

その、アメリカ人の先生は40歳くらいなのですが、

アメリカではディズニーなどのアニメーションの会社で2〜3年働き、

そのあと何カ国かで映像系の仕事をし、

そして香港に行って会社を経営し、もちろん中国語を習得して、

今フィリピンに来て学校で教えたり、スラム街の子供達に英語を教える

ボランティアをしているそうです。

 

 

その先生の話を聞いていると、

人間はいつか死ぬわけで、限られた自分の人生の時間をどう過ごすかは、

本当に自分次第なんだなと感じました。

 

 

人はみんな1日24時間、同じだけの時間しか持っていないにも関わらず、

自分を常に新しい環境に置くことで、色んな新しい経験をする。

正直、日本でずっと同じ仕事を続けてきている40歳の人と

同じ期間しか働いてきていないというのが信じられないくらい、

いろんな国のいろんな働き方を知っていて面白いと思いました。

 

 

日本だと、転職することや、会社をやめることにたいして

まだまだネガティブなイメージがあるし、

やめる決断をするのにも時間がかかる人が多いと思います。

 

 

でも、その先生の話によると、

そもそもアメリカには定年まで同じ会社に居続けるという概念がなく

むしろ同じ会社にずっといると、順応性が低いだとか、

他の転職先が見つからない、など逆にネガティブに見られるそうです。

そのため1〜2年で転職する人はざらにいるし、

半年で辞めていく人もいるようです。

 

 

仕事を変えること、職場を変えることというのは彼らにとって

レベルアップステップアップを意味するものであり、

転職は決してマイナスイメージじゃなく、自信になるもの。

 

 

ただ単に、職場の雰囲気が合わないから、とか

住む場所を変えたいから、といった理由ですら

簡単に会社をやめて次の仕事を探すらしいのですが、

私はそれを聞いて、それはいいことなんじゃないかなと思いました。

その先生も、「アニメーションの会社で働いてた時に、

会社の形態が変わって自分の性格と合わなかったからすぐにやめたよ(笑)」

と、自信満々に語っていました(笑)

 

 

私がブルネイに留学していた時に、そこで働いていた外国人と

話したのですが、彼らが転職をすると言っていたので

「次はどこで働くの?」と聞くと

「次はイギリスかな〜」という言葉が返ってきました。

 

 

私たち日本人にとって、「次どこで働くの?」というのは

「どこの会社で働くの?」という風に捉えるのは当然だと思うのですが、

彼らにとって「次どこで働くの?」は、「次どの国で働くの?」

いう考えに繋がるということに私は感銘をうけました。

 

 

そして、どこの国の人と話しても、

「日本の会社の働き方っておかしいんでしょ?」と言われます。

もちろん私は、様々な会社がアメリカのようなフラットな環境になるように

取り組んでいることは知っているのですが、

海外の人からみると、やはりまだまだ日本の企業は「異常だ」

思われているということを知りました。

 

 

自分の自由は、自分で手に入れる。

 

 

このことを、今回アメリカ人の先生の話を聞いて改めて決意しました。

自分の世界を狭くしているのは自分自身であって、

世界は思ってるよりも広いし、思ってるよりも狭い。

「地球国・日本県」の感覚を、もっともっと多くの人に

知ってほしいと思うし、私自身も自分の中での国境意識がもっともっと

薄くしていこうと思っています。

 

 

では、おやすみなさい!

 

 

吉田ももみ