映画レビュー#267



ハイドリヒ映画が2年連続公開されたことに驚いた諸君、ごきげんよう、


Welcome to my blog!




お前ら

ラインハルト・ハイドリヒ

って聞いたことあるか?


ハイドリヒとは、ナチス政権時代ヒトラーの親衛隊を務めたよくわからんやつで、

ユダヤ人虐殺の第一人者であり、1942年にチェコのスパイによって暗殺されている。


以前後のブログで紹介した、ゲッベルスやメンゲレほどやばいことはしていないが、『ユダヤ人を惨殺した男の末路しか描かなかったポスター詐欺のクソ映画『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』』映画レビュー#216目次死の天使 ヨーゼフメンゲレ前半が虚無構成が屍総合採点まとめ追記目次を開く背中と背中をくっつけられたくない諸君、ごきげんようWelcom…リンクameblo.jp

それでもユダヤ人を大量に殺害したことに変わりはない。


お前らこれで察しただろ。

ナチのサイコパスレビューが

帰ってくることを。


俺はな、

こういうサイコパスの伝記を見るとついつい見てしまうんだよ


メンゲレだってゲッベルスだって。

ナチ関連が劇場でやればすぐにミニシアターにすっ飛んでいく。

何故かって?

それはな、

サイコパスの不気味な笑みが見たいからだ。


平然と人を殺め、何事もなかったかのように仕事に取りかかるその顔、

そいつらに容赦なく奪われていく輝く生命。

そして迫害された時のあの顔…

それはまさしく芸術。

素晴らしい…



ということで今回は、

うちの自称名物

サイコパス映画シリーズ新作

ナチス第三の男をレビューする。


相変わらずU-NEXTでしかやってなかったから、

わざわざTSUTAYAで300円も払ってレンタルしてきたぞ。

結末まで全部話すぞ。



ナチス第三の男




監督
セドリック・ヒメネス
脚本
デヴィッド・ファー、オードリー・ディワン、セドリック・ヒメネス
原作
ローラン・ピネ
『HHhHプラハ、1942年』
製作
ベンジャミン・ドローイン、アライン・ゴールドマン、サイモン・イストレイネン
音楽
ギヨーム・ルッセル
原題
The man with the Irorn Heart
製作年
2017年
製作国
フランス、イギリス、ベルギー
上映時間
120分
キャスト
ジェイソン・クラーク、ジャック・オコンネル、ジャック・レイナー、ロザムンド・パイク、ミア・ワシコウスカ、スティーブン・グレアム
映倫区分
R15+
製作会社
レジェンド・フィルム、ワインスタイン・カンパニー、フィルムネイション・エンターテイメント、エコーレイク・エンターテイメント



あらすじ
1929年、不当な理由で海軍をクビになったハイドリヒは、ヤケクソになって割と勢いのあったナチ党に入党する。
そしてヒトラーが出世していくと同時に彼の才能は頭角をあらわしていき、しまいにはヒトラーの親衛隊を任され、ユダヤ人迫害の第一人者となるのだった。
ハイドリヒが暴れているのを見てめんどくさくなったチェコ政府は、優秀なスパイのヤンとヨゼフに、ハイドリヒ暗殺命令を下す。チハイドリヒ家の近所であるプラハに潜入する2人だったが、用心深いハイドリヒに感付かれ、絶体絶命の危機を迎える。しかし彼が見せた1巡の隙をついて、ヤンたちはハイドリヒの車を爆破。ハイドリヒはその傷が原因で命を落とす。
しかし、復讐に燃えるドイツ軍は、ヤンが忘れてった自転車や、ガキどもを使って居場所を特定。しつこくビービー追いかけ回してくるドイツ軍に、ヤンたちはなすすべもなく壊滅してしまう。



傑作!

めちゃくちゃ面白かった!

最高だった!


本当に素晴らしい。

とんでもなく面白かった。


とにかく

完成度が凄まじい。

高すぎる。

ハイドリヒとその暗殺者のW主人公制に混乱した奴がいたらしいが、

W主人公制なんていくらでもあるんだよ。

ウィキッドだってそうだぜ。




クソ感動


この映画

ラストの鳥肌が止まらなかった


別にどんでん返しがあったから凄かったわけではない。

どんでん返しなんか1ミリもない。


だけど若者の描写がすごく良かったんだよ!

これは若者たちの息を呑む演技と、

神秘的な音楽により形成されている。


アメリカに行くことを願っているヨゼフのキャラが良かったよねー。

家族を失うかもという葛藤に打ち勝ち、

今俺がやらなければみたいなセリフかましてて、

ちゃんと成功している。


1度ハイドリヒに上司殺されてるし、決行日も失敗と思ってたからめっちゃ感情移入しちゃうんだよね。

で、ハイドリヒ殺して、喜んでいたのもつかの間

ヒトラーの逆鱗に触れて

何も悪くない村が一つ潰された


ちなみにあの時ヒトラーは、チェコの人を皆殺しにするつもりだったらしいが、

労働力が足りなくなると考えて取りやめたとか。


そしてついに居場所がバレ、

最終的には全員死亡よ。


凄かったねー。


まだまだ掘り続ける!アメリカに行くんだろ?

と叫ぶヨゼフに対して、

何も言わずにただ水に浮かぶヤンの絶望の表情よ


死ぬと分かっていても、決して掘ることを諦めない。


いいね!

泣けるよ!

無理だと分かっていても

努力するその精神

その愚かさ!

これが人間…

これが人間の素晴らしさなんだよ!

最後に何か言い残すことはあるかい…?






人死にすぎ


この映画は

とにかくきつい!


ビックリするくらい生々しい。


実際の映像は使ってないんだけど、

迫害の描写がめっちゃリアルでとても良かった。

小屋に押し込んで爆破するシーンは生涯記憶に刻まれるよ。


殺されるユダヤ人の量が半端じゃないんだよ!


あのチェコの村のシーンとかそうだよな。

村全員分の男の死体が

ずらーっ!って積み上がってんだわ


凄すぎるだろこの映画。

よくこんなの映したな。

実際の映像を限りなく再現している。


まぁ実際の映像はアマプラでこれみないと多分手に入らないんだけど、

↑去年新作ベスト


再現度がすごい。

正直こんなやべえの久しぶりに見た。


お前ら大袈裟だとか思ってるだろ。

凄かったからな?

もうすごい量のユダヤ人の死体積み重ねてる

とんでもない映画だからな?


よくこんなもの作れたよ。

それでいて上層部はというと、

ピアノ弾いて、飯を食って、セックスをして、ダンスをして。

この対比こそが

ナチ上層部系映画には

不可欠なのだよ。



総合採点


採点は…

86点。


脚本に関してだけど、

メインはハイドリヒより

彼を殺した男たちだ。

だからハイドリヒが死んでから20分は映画が終わらない。

だからW主人公に退屈するやつも出るのは当然だろう。


あとこのレビューもあったな。

歴史をなぞるだけだった。

これに関して反論はない。

お前が正しい。

ハイドリヒがサイコパスになる過程はちょっと薄かったし、

ラストは感動はしたものの、暗殺までの過程がかなりあっさり描かれていたため、少し物足りなさを感じた。


まあこれにかんしては、見てないからあれだけど

ハイドリヒを撃て!っていう映画があるから、

それの焼き直しにしないようにこうやったんだと思う。

ほぼ同時公開だったなんてお気の毒様。



あとこれは事実変えちゃうからあれだけど、

ハイドリヒ殺しても何も変わらない現状に絶望してほしかった

見た時俺チェコ村人虐殺がユダヤ人の最終計画だと思ってたから、そこに関しては少し肩透かしだった。


多分あの村がユダヤだったら

90点はあげてたと思う。


ただこの映画は、

音楽と演技が凄まじく良い。

特にヤンとヨゼフだな。

あいつらほんとすごかった。

なんなのあの神曲。



まとめ


ということで、忙しいので今日はこれにて。

久しぶりに今年のベストが出たな。

はたらく細胞と同じくらいってところだ。


今のところ今年のベストが、

ラプンツェル

かぐや姫の物語

はたらく細胞

そして今回のナチス第三の男だから、

あと6本は必要なんだよねー。


まああと8ヶ月あるからね。

まあ見つかるだろ。




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追記


このBGM嫌い

久しぶりの新作。


本当に久しぶりだ。

っていうかメカニコングに返信しろよー。

もう見えてるだろ。


あとあのシーモ…

どっちの味方だ。

メカニコングの方?