南房総・白浜で一泊二日(千倉にも寄ってみた)

一泊二日で南房総の白浜へ行ってきました。房総半島でこれまで行った一番南は浜金谷なので、南下を大幅に更新(?)です。二日目は千倉にも寄ってみるつもり。天気は持つかな?

旅行と言っても同じ千葉県内、距離にして100kmちょいなのですぐに着いてしまいます。帰りのことを考えなければ自転車でも行けてしまう感じ。でもまあ、子どもにとっては長旅なので、途中道の駅「富楽里とみやま」で休憩を入れました。ここはレストランも物産・お土産コーナーも充実、賑々しくてなかなか良いですね。帰りにもここでソフトクリーム休憩(残念ながら脂肪分が強すぎるのと、なめらかさの点で好みの味ではなかったけど)を入れました。




今日の宿「リゾートイン白浜」に到着。ホテルは「いかにも観光ホテル」といった感じの10畳の和室と窓際に二人がけのテーブルと椅子と洗面、入り口横にトイレといった部屋です。建物はかなり古いけどそれなりに手入れは行き届いてました。部屋の大開口の窓(ほぼ全面ガラス)からの眺めは素晴らしく、正面には太平洋の水平線(ちょっと丸く見えます)、右手には野島崎灯台が一望にできます。芝生の庭にはプールもあり、夏に来れば楽しそうです。




菓子を食べお茶を飲んでいっぷくし、野島崎灯台近くのロータリー状のちょっと繁華なとこへ行ってみました。途中いたるところにアロエがびっしりと植えられています。アロエが特産品なのか??


灯台手前の港です。漁港なんですね。




しばし散策し、腹が減ってきたので昼食にしました。今晩は和食をたらふく食べる予定なので初日のランチは洋食を食べます。前もって調べておいたオリーブという店でミックスピザ、シーフードのスパゲティ、カツサンド(僕はカツサンドが好物なのです)と飲み物をオーダーし、四人でシェアしました。晩飯に備えて昼は軽く済ませるのだ。(笑)




昼食を終え、野島崎灯台へ。遠くを王子製紙の船が航きます。


灯台で飼っているのか(?)灯台窓口のまわりにネコが沢山いました。産まれたばかりっぽい子ネコも。





磯でビーチコーミング。ハングル文字のラベルのコーヒー飲料のペットボトルなんかは、いったいどこから流れて来たんだろ?

房総半島最南端の地の石碑です。ソテツが沢山植わってて、かなり南国っぽい感じ。

ホテルに戻り温泉に入り、18時から早い夕食です。予想していたよりもかなり量が多い。子どもメニューもかなりの量。他のテーブルでは食べきれず残してる人も多いけど、我が大食漢一家は全員完食しました。(笑) 4合の冷酒のボトルもあっさりなくなってしまった! 料理は量もさることながら、食材も新鮮だし、調理もなかなか手がこんでました。美味まかったです。それにしてももの凄い量だった。こういうホテルは「まあ美味しかったけど量が足りなかった」なんて言われることだけは避けなきゃならんのでしょうね、おそらく。




早く床についた分、早く目が覚めてしまいましたので、朝焼けと日の出を見ることにしました。夜から雨で(夜中に目覚めた時は小雨が降っているにもかかわらずきれいな星空を見ることができました)残念ながら水平線から昇る朝日を見ることはできなかったけど、幻想的な雲が見られました。これも「一泊」ならではの楽しみですね。




昇る朝日と、朝日を浴びる灯台。


二日目は天気がイマイチなのでホテル前の磯で遊ぶことにしました。途中ホテルの廊下に貼ってあった千葉の地図に怪しげなミッキーマウスのようなものとドナルドダックのようなものが。これ、狙って描いたんだったらなかなかの達人だね。(笑)




引き潮の時にだけ現れるホテル前の磯には細かい貝がいっぱいいました。右下は息子が拾ったもの。




宿をチェックアウトし千倉へ移動。昼食は亀屋という海鮮問屋がやってる「地魚料理・市場食堂」で刺身の定食と、気になってたくじらのたれを食べました。くじらのたれは鯨肉に醤油とみりんで味付けし天日で干したもの。それを焙って好みでマヨネーズを付けて食べます。刺身も美味まかったけど、このくじらのたれがなんとも美味い。食感としては「やわらかビーフジャギー」のような感じですがもちろんもっと味わい深く、噛めば噛むほど美味しいって感じ。これは是非ビールと一緒に食したい!
その後、もうちょっと北のシェイクスピア・カントリー・パークのあたりをグルっと周り、早めに帰宅しました。一泊二日の短かく近い小旅行でしたが期待以上になかなか楽しかった。違う季節にまた是非行ってみよう。