異常な高温の翌日は凍えるような低温、天気予報もコロコロ変わるこの12月、いつどこに鳥見に行くか悩むところ。先週末12/20(土)、予報では東京は小雨。午後から用事もあり近場へ。
お目当てはアトリ、果たして今シーズンは来ているのか確かめに行きます。
鉛色の空からは予報通りポツリ。出だしも遅く、鳥影も薄い。あきらめモードでカメラも出さず、双眼鏡のみぶら下げポイントに到着。
今シーズンもダメか・・・早々に撤収、と思った矢先、10羽ほどの小鳥がサーッとやってきます。
カワラヒワ?念のため双眼鏡を覗いた視野に飛び込んだのは、カシラダカのような頭のシルエット!慌ててカメラをリュックから取り出します。
わざわざお山登ってもすれ違い・・・やっと会えた待望のアトリ。

カワラヒワと共に飛び回って落ち着かないものの、しばらくするとアトリのみの集団となり、いつの間にか地上に降りている群れを発見。
タイミング悪くしっかり雨が降ってきたなか、木陰で雨宿りしながら遠巻きに見守ります。
冷たい雨の中ひとり静かにアトリと対峙・・・幸せを噛み締めます。

なんでそんなにアトリが好きか?理由なんてない、とにかくタイプとしかいいようがない。あえていうなら、小鳥の中の小鳥、恐竜からの進化の最終形?と思わせる端正かつ可憐な容姿。
鮮やかな♂も好きだけど、♀の可愛さったらもう…いくら見続けても飽きない。
つんざくようなヒヨドリの声なんかにも敏感に反応して飛び立ってしまう。しばらくすると、また地上に舞い戻ったり、その繰り返し。
カワラヒワとの混群。これだよ、これ・・・見たかったのは!

ここにマヒワが1羽でも混じっていたらもう最高なんですが、ぜいたく言いません。
どういうわけだか当地に集まるアトリたち。もしインスタにでも地名と共に写真アップしたら、CMも集まって地上に降りたところを追いかけ回され、二度と戻ってこないやもしれず。貴重な越冬地、ひっそりと存続してほしい。
アトリは30羽ほどをカウント。前々シーズンのピークは厳冬期の1月末頃、今シーズンもその頃に再訪してみます。
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仕事納めの翌日、昨日12/27(土)。待ちに待った年末年始休暇の初日、年末の疲れも溜まっているので遅いスタート、郊外の緑地帯へ。
歩き回ってもひたすらツグミとシメばかり。予報は見事に外れ曇天、そして無茶苦茶寒い。時刻は昼過ぎ、最後のポイントへ。
直ぐ近くからカワラヒワの声、目の前の並木にいるのに気付かず、数羽飛ばしてしまいます。梢に残っている1羽を何気なく双眼鏡で見たら、綺麗な柿色。
ここにもいたアトリ、歩き回った甲斐あり・・・救われます。
冬季にここに来れば必ずアカゲラやルリビタキが見られるのに、両者共まったく気配なし。とにかく留鳥以外はツグミとシメしかいない。
ルリビタキ!?と思ったら雑木林でモズ。いいところにいるのでパシャリ。
アオジ、カシラダカ、アトリ、ミヤホに共通する角刈り△頭、好きです。
とにかく寒い日、この日の東京の最高気温は6℃ほど。厳冬期でも滅多にない寒さ、野鳥も少ない。
ジョウビタキも少ない、ようやく可愛らしいまん丸♀。
日が傾いてくる中、所々でカワラヒワの小群が降りています。なかなかアトリはみつからず。
と思ったら別の場所のカワラヒワの群れに、3羽が混じるのを発見。
撤収する15時くらいになって束の間の青空、少し暖かくなったところでアトリともお別れ。
山に行っても会えなかったアトリ、里に少しずつ下りてきているようです。
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今年も残すところあとわずか。振り返ると、いろいろ出会いがありました。ハイライトは間違いなく初めてのGW離島探鳥ひとり旅。一方で、毎週末のMFの葛西や干潟、神宮の森、都内区部でも心躍る数々の出会いに恵まれました。
世界中、鳥が住む自然環境は悪化の一途、それでも、わずかながらでもよい兆しもあり。とびきりの幸福感を与えてくれる野鳥や自然への恩返しに、寄付活、署名活動、鳥見中の釣り糸等のゴミ拾いといった小さな積み重ねはもちろん、もっとダイレクトに何かアクションを起こせないものか?来年の目標にしたいと思っています。
次回のブログ更新は年明けの予定です。どうぞよいお年をお迎えください!







