yoshiの鳥見Diary

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野鳥との出会い・ドキドキを求め、都心中心・たまに遠出・・・観察記です。

年末の鳥見録、2026年初めての投稿です。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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12/28(日)。昨冬、ミヤマホオジロに出会った森へ。今年も来ているか確かめに行きます。

 

しかし・・・全然鳥がいない。辛うじて警戒心の強いルリビタキ♂1羽。

 

ミヤマホオジロのポイントもシーン。鳥影の濃い谷戸に行くルートは、クマが出たので立ち入り禁止とのこと・・・トホホ。

 

くれぐれも用心してください

 

早々にあきらめ撤収、途中下車して河原へ。

 

いきなりヨシガモ15羽ほどの群れに遭遇。

 

幸先良い、と思ったらあとが続かない。ここも鳥が少ない。一体どうした?

 

散々歩いて小さなワンドでベニマシコを待っていると、突然、特徴的なチョッ、チョッの声。これ、ムジセッカでは?!

 

にわかにアドレナリン出まくり。ついに出会える?!年末ジャンボ一等賞きた?

 

姿さえ確認できれば、比較的識別はしやすい。しかし、10mほど先の対岸のアシ原を目を皿のようにして探すものの、まったく姿が見えない。またしても声はそのうち下火に。なんで出てきてくれないのよ・・・

 

小一時間近く粘ったけどダメ。途方にくれ、ふと遠方を見るとアシ原からヒョイっと飛び出し低木にとまる鳥。双眼鏡のぞいたらびっくり、アリスイ。

 

思いがけず嬉しい出会い、慰めてくれるかのように現れたアリスイに大感謝。

 

ミヤマホオジロもムジセッカ(?)も、次回のお楽しみに。

 

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12/30(火)。親族の集まりで前日から神奈川県南東部へ。早朝、ひとり海岸を鳥見散歩。

 

まずはウミウ。一帯に50羽以上を確認。

 

そして本命のこの鳥、やっぱりいたクロサギ。

 

ふだん鳥見で磯に行くことはなく、実は沖縄以外、本土部でクロサギを見るのは初めて。

 

クロサギは2羽を確認。心なしか、沖縄で見る個体より少し小さく見えました。

 

クロサギを見ていると、双眼鏡を熱心に覗いていらっしゃるご婦人がお一人。話を伺うと、シノリガモが見られた冬もあったそう。ひそかに期待していたけど会えず。

 

種類は少ないものの、大海原の絶景の中、新鮮な鳥見でした。

 

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12/31(水)大晦日。「せっかくの休み、思う存分鳥見に行けば?」妻の言葉に甘え、早朝から奥多摩方面の山へ、約1ヵ月ぶりの訪問。

 

前日にクマップを見て愕然とします。初めて行く下山ルート近辺に、12/19にクマの目撃情報。慎重に歩みを進めます。

 

里エリアは静か。中腹あたりから段々と賑やかに。

 

伐採地にはカシラダカの小群。何か混じっていないか、隈なくチェック。

 

近くにはルリビタキ。平地に下りたのか、数は前月より少な目。

 

林道のカーブで気付かずトラツグミを飛ばしてしまいます。でも退避した先は割と近く、斜面の藪の中。

 

双眼鏡に捉えたこの姿、その美しさに思わずハッ、となります。

 

トラツグミは擬態しているつもりなのか、微動だにせず。枝被りを避けようと一歩動いたらさーっと森奥へ。

 

可哀そうなことをしました・・・またすぐに採食にもどってこれるよう、即撤収。

 

思いがけずトラちゃんに会えてホクホク、足取り軽く急登へ。

 

その手前、林道でしゃがんで待ってたら2m近くまで寄ってきたキセキレイ。

 

小一時間の急登を耐え、開けた稜線に。呼吸を整え、気持ちの良い稜線歩きを楽しんでいると、キョキョキョの声と共に数羽の小鳥がパラーっと近くに。

 

ここでも会えたアトリ。やはり高い山の森がよく似合う。

 

いよいよハイライト、山頂部にかけて草原が点在する”リトル戦場ヶ原”に到着。

 

カラ類の混群、アカゲラ、アトリ、ウソ、ルリビタキにカシラダカ。やはりこのポイントは素晴らしい。

 

近くに来たヒガラの群れに混じるキクイタダキの声、姿を探していると、突然ピョーッピョッピョッ、とノスリのような、でももっと野太い、獣のような聞きなれない声が。

 

騒いでいたカケス?ふと空を見上げると、見まごうこと無きシルエット。

 

当地では2回目の出会い、クマタカ。

 

クマタカの登場に興奮冷めやらず、ボーッとしていた時でした。ツッという声で見つけた1羽のカシラダカを見ていると、別の方角からもツッという声。

 

見上げた斜面の藪から飛び出して低木にとまった小鳥をカシラダカと思い込み双眼鏡を覗いた瞬間、またまたゴクリと息を飲みます。

 

「ミヤマホオジロ!」誰もいない森、思わず口に。

 

強烈な逆光でも黒と黄色のコントラストが際立つ、綺麗なミヤマホオジロ♂個体。慌ててカメラに切り替え撮影しようとしたら、サーッと移動。

 

飛び去った方角にゆっくり進むと、突然、こんなにいたのかとカシラダカやら数羽の小鳥が一斉に追い立てられるように飛び出します。間髪入れずに、小鳥達が飛び出してきた先から「つかれたぁ~っ!」の大声。

 

標高1000m近いこの山の中、次々と自転車を押して現れた人たち・・・10名はいるか、いわゆるヒルクライムの一団が大騒ぎで登場。この日、約7時間の行程で出会った登山者は僅かに2名。よりによって何でこのタイミングなのよ・・・(泣)

 

未練がましく周囲をうろつくも、ホオジロが残っていたくらい。しかし、昨シーズンに続きミヤマホオジロを確認、当地が定期的な越冬地になっている可能性は高く、それだけで大収穫。

 

潔くあきらめ、初めて行くルートにて下山開始。かなりの急斜面、そして道も荒れているうえに痩せてて危険な崖もあり、クマも怖いし冷や汗もの。1時間ほどで無事に集落へ。

 

バス停の手前でカシラダカや山ではあまり見ないシメなんかを見ていた時でした。目の前を流れる小さな沢、対岸10mほどの藪からガサゴソ音が。

 

結構大きい音。でもクマではなさそう、タヌキ?コジュケイ?じーっと見続け、藪からのぞいたその姿に目を疑います。

 

都内で見るのは初めて、ヤマドリ♂!

 

ソロリ、ソロリと藪から全身出そうで出ないヤマドリ。ゆっくりしゃがみ込み、ガードレールに身を隠しながら様子を伺うと、こちらを気にしながらもゆっくり急斜面を登っていきます。

 

尾が長すぎて、全身がうまく写せない。

 

歌舞伎役者のような顔、翼の見事な鱗模様、縞模様の入った立派な尾羽。

 

鳳凰のような神々しさ、こちらは金縛りにあったように動けず、再び藪奥にゆっくり消えていくのを見届けるだけ。時間にして3分ほどの出会いでした。

 

大晦日・年内最後の鳥見は大当たり、何より心配したクマとの遭遇や事故も無く無事に下山でき、集落にたたずむ六地蔵に思わず手を合わせました。

 

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宝くじは万が一高額当選したらとんでもない災難に見舞われる気がするので買いません。

 

鳥見には宝くじ的な要素もあり、買わない限り当たらない、行かない限り当たらない。でも当たらなくても楽しい・・・それが鳥見のよいところ。

 

2026年も、無理なく楽しみたいと思います。(できれば当たり連発で)