製作途中で放置されていた、タミヤ 九七式中戦車改・新砲塔チハ
九五式軽戦車と一緒に製作するコトに致します
(`・ω・´)ゞ
車体下部は粗方出来ていたのでチャッチャと組み立て完了♪
当初は57ミリ砲を積んだ九七式中戦車 チハ
当初は歩兵の支援が主目的だった日本軍戦車
しかし、ソビエトやアメリカ・イギリス軍との対戦車戦闘となると武装が(装甲も)貧弱…
対戦車には強力でない 57ミリ砲から、より強力な 47ミリ砲 に換装
(57ミリ→47ミリ、書き間違いじゃないです、しかしその頃ドイツや米英露では75ミリ砲)
それにともない砲塔を大型化したのが!
九七式中戦車改
新砲塔 チハ
(`・ω・´)ゞ
名前がもうかっこいい!
∩(`・ω・´)∩ チハたんばんじゃ~い
で、空冷12気筒170馬力ディーゼルエンジンが収まる部分
冷却グリルはバリが目立つのでデザインナイフの背中側でチャスチャス削ってシャープに整形♪
各ハッチの手すりは0.8ミリ真鍮線で作り直し
0.8ミリだとちょっとオーバースケールでしたね…
キットは昔ながらのビニール製履帯
キットそのままだとピンと張ってしまう履帯
今回、重量感を感じられる履帯の弛みを表現すべく、車体に開口し真鍮線を通して瞬間接着剤で固定、真鍮線で履帯を押さえました
今回、社外の組み立て式履帯購入も考えました
しかしコチラの新チハ、あまり出来がよろしくない・・・
1975年発売の旧チハが今見ても素晴らしい出来なのに対し、1987年発売の新チハのがディティールは甘いし作りもイマイチ…
で、イマイチキットには金掛けたくないのでそのままで行くコトにしましたよ
車体左側は弛みが大きく、ちょっとわざとらしい…
右側の方が自然な感じですかね
組み立て式履帯が発売される前の履帯弛み表現方法
真鍮棒を履帯のキワより車体側に入れると目立たなくなります
今時こんな昔ながらの手法を敢えて使ってみるのも楽しいモノです♪
(*´∀` )ノ
し・か・し
装甲板の隙間が開きまくる・・・
合いもイマイチ…
開きまくる・・・
田宮模型から87年に発売されたキットですよ
ほんとに 世界の田宮製 なのか!?
(`・ω・´)9m
普段ならこんなコトなんて起きない筈なんですが、新チハはやたらと甘い部分が目立つ・・・
コレが嫌になって放置したんだと思う
(´・ω・`)
で、隙間を埋めるのにはラッカーパテをラッカーシンナーで緩く溶いた
溶きパテ を筆で塗り付け
ある程度溶きパテが乾燥したら、綿棒にラッカーシンナーを含ませたので拭き取り
表面の余分なパテだけでなく、綿棒で拭き取るコトにより、良い感じに装甲坂の継ぎ目の凹みも再現出来るテクニック♪
装甲坂の継ぎ目だけでなく、車体下部・上部の隙間も良い感じに埋まりました♪
真鍮線で作った手すりの根本も溶きパテで同様に作業
装甲坂と真鍮線との隙間も埋まり、溶接した痕の表現みたいになって良い感じであります♪
この後は真鍮線にプライマー塗ってからサフ吹きして塗装に入ります
(・∀・)ノシ