31年間のサンフランシスコ・ベイエリアでの暮らしを卒業。
岐阜に戻り年金生活をスタート、4年目に入りました竜桃ママです。
バルセロナからフィレンツェまでの旅行を終え、
無事自宅に帰り着きました。
そろそろこの旅の記事も終りに近づいてきています。
最後のミッションはT-ボーンステーキを食べる。です。
「ビステッカ・フィオレンティーナ」
強火の炭火で焼きます。
外は焦げてカリカリ、中はレアという焼き方が最高です。
25年前に訪れたお店「パンデモニオ」に向かいます。
最後に大聖堂の大天井を見上げ、
ドゥオモ広場を抜けて、
ヴェッキオ橋を眺めながらトリニタ橋を渡り
歩いて25分ほど。
25年前からパンデモニオは地元では人気のお店です。
当時、ネットもグーグルもないのによく探せたもんだとは思います。
お店の人の気さくさと美味しさで2晩続けて通いました。
昼間は見えるんですね、派手な落書き!観光客の少ない庶民の通り。
お店はそのまま。
偶然にも日本人の修一君という学生が見習い中でした。
今回はテラス席です。
前回と同じく、
T-ボーンステーキとロブスターの味噌のリゾットをオーダー。
「2晩目も来てT-ボーンステーキとカラスミ・スパを頼んだんだよー」
多分オーナーの姪っ子のウェイトレスが戻って来て、ぶっきらぼうに
「あのね、ステーキだけでも食べきれるかどうかわかんないの。
だから他のオーダーはやめにした方がいいよ。」
納得いかない私たちを見てお肉を持ってきた。
1.3kgから1.5kgの分量。
確かに、、、40代だった私たちとはもう違う。。。かも。
ウェイトレスの意見を尊重してスパゲティはキャンセルに。
そんなお店の人や修一君との会話のそばには温かい感じの家族連れが。
このご家族とは少しお話しすることになります。
このラブちゃんの名前はオリーブ。
昨年、お父さんとお嬢さんはカナダからフィレンチェに移住してきて
お嬢さんの最初のお友達として保護犬のオリーブちゃんを家族として迎え入れました。
お店にはお母さんのご両親が一緒です。
オリーブが可哀そうだからと、お嬢ちゃんがそばにいます。
パパとこの子のピアノの先生はマキコという日本人の方で
「また明日♪」という日本語を真っ先に覚えたそうです。
なーんて幸せいっぱいなシーンでしょうか♪
とうところで、お食事の話です。
アペタイザーは砂肝のブリケッタ。
そして「ビステッカ・フィオレンティーナ」
レアが好きな私たち。これがトスカーナ流。
そして、二人で完食!!!!
デザートにチーズケーキとジェラート。
確かに、ここでお腹いっぱいになりました♪
もう、思い残すことなし。
アメリゴ・ヴェスプッチ橋を渡って、アパートに戻ります。
雨が多く、水量の増した川がゴウゴウと流れます。
思えばイタリアのこの天候不順
晴れてると思ったらイキナリ土砂降りの毎日。
でも何とか降られずに済んで最高でした。
最後の日なので荷造りが待ってます。
明日は午前4時にタクシーを呼んであるし、
酔っぱらってもいるし、どこへも出かけずもう寝ます!