31年間のサンフランシスコ・ベイエリアでの暮らしを卒業。

岐阜に戻り年金生活をスタート、4年目に入りました竜桃ママです。

 

バルセロナからフィレンツェまでの旅行を終え、

無事自宅に帰り着きました。

 

旅行記は遅れながらまだ続いています。

前回の昨晩の夜中の病院行きのせいで

朝はゆっくりお昼ごろまで寝て駅の薬局まで出かけます。

 

フィレンチェ駅は有名なドゥオモ(サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂)までほんのちょっと。

旦那の咳もおさまりかけているので、ちょいと歩いてみるかで

ホテルに戻らず向かってゆきます。

殆どの観光を25年前に済ませているので焦らずゆっくりとです。

 

↓ 25年前の私たちはローマから列車でやって来てホテルまで重いラゲージを引きずって辿り着いてました。

懐かしい使い捨てカメラ持ってる(笑)

 

その時の滞在で一番の心残りはウフィツィ美術館をスルーしてしまったことです。

いつ通っても長い列の入館者で最後の日までも断念してしまいました。

そういった経験もしてるので事前予約を取りに行くつもりで向かいました。

 

↓Googleさんから

さすがに予約チケットの人でも長い列ができています。

ちなみに予約なし当日券の購入口は、、、、

あれ?列がない! 誰も並んでない!

この隙にさっさと購入し、予約の人の最前列に入り込むことができました。

まぁ、運の良いこと!

しかも当日券は25ユーロ!

予約券は日によって違うようですが30ユーロはします。

 

やっと念願のウフィツィ美術館に来ました!

まず長い階段。

順路はまず2階を観て階下へ降りてゆく行程です。

ちなみに日本でいう1階はグランドで

日本での2階が1階、3階が2階となりますので

階段は一気に3階分、、、、疲れます。

 

 

★フランチェスカ「ウルビーノ公夫妻の肖像」(1475)

当時は額が広いほど美人だったらしく、毛を抜いていたのだそうな。

彼女の顔の色は死期が迫っていたため青白い。

 

★レオナルド・ダ・ヴィンチ「東方三博士の礼拝」(1482)

 

ダヴィンチはこの絵を描いている途中でミラノ公の宮廷に呼ばれ、

それ以降ミラノから戻ることはなかった。

未完成です。

 

★ボッティチェリ「春」

この絵は春らしく138種類もの草花が描かれています。

 

★ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」(1485)

ここでもっとも有名な絵画

思ったよりも色が薄い。。。

 

★ラファエロ「ヒワの聖母」

 

★彫像が並ぶ美しい廊下

↓ウフィツィの廊下の折り返し点で見えるヴェッキオ宮殿とドゥオモ。

 

反対側にはヴェッキオ橋が架かるアルノ川の景色。

館内は広いけれど、長椅子もいっぱい並んでいてゆっくりと見られます。

 

ほぼ見終わった頃、現代の作家さんの展示コーナーになり

真っ先に見つけたのが草間彌生「自画像」

意外でした。

横尾忠則、杉本博の作品も貯蔵されているそうです。

まだまだコレクションを続けるウフィツィ美術館でした。

 

 

大満足のウフィツィ美術館を出てアルノ川沿いにホテルに戻ります。

堂々としてお馬さんたちに抜かされます。


 

そこで見つけたピノキオのお店。

「ピノキオの冒険」は

フィレンチェのあるトスカーナ地方の作家さんコッローディの作品。

なのでフィレンチェにはピノキオのお人形を売るお店が多いのです。

 

私も自分用に購入。

 

続く