いらっしゃいませー♪

31年間のサンフランシスコ・ベイエリアでの暮らしを卒業。

岐阜に戻り年金生活ををスタートいたしました竜桃ママです。

 

この記事ではブログを始める前の思い出のエピソードをまとめています。

この記事は2度目のオーストラリアとなりました1983年の旅日記になります。

 

この旅行もあと6日になります。

バス・ステーションの観光案内でホテルを探してもらいます。

次にまたシドニー行に乗りますので近いところ同じ値段(27ドルだったかな?)

3件ほどのリストをもらいました。

 

その当時のことですが

共同キッチンなどのタイプ(その当時YMCA・ユースホステルなら10ドル以下)

ホテルなら30ドル以下と決めてます。

 

 

1軒目、マネージャーが空室全部を見せてくれました。

「どの部屋が気に入ったか覚えておいて、他のホテルと比べて、良かったら戻って来てくれ」

はぁ~?あのー、ここでいいです。

全室見るだけで相当疲れたんですけど。

どうやら納得するまでチェックというのが、このあたりの観光客のホテルの決め方らしいです。

「いいから、いいから、調べておいで」と送られ、2軒目で集中力が切れ、3軒目はパス。

 

ちゃんと一眠りしてコアラを抱きに出かけます。

 

 

可愛いっしょ♪

 

ほとんど動物園で時間を費やし、どっぷりと癒され

シドニーに向かうバスに乗るのでした。

 

途中で雷と豪雨に出逢い、通行止めになったおかげで回り道。

シドニー着は8時間遅れ。

安宿なのでチェックインの時間に制限がありました。

携帯なんてないので予約していたホテル、締め出されていたらどうしよう。。。。

 

シドニー到着は夕方なので観光局は閉まります。

なので予め、ホテルのマネージャーに頼んで「地球の歩き方」のリストから、予約してもらっていました。

 

バス到着したのは、若者たちがたむろする駅裏でした。

降りたとたんに、ラリッた女の子に絡まれました。引き離しても、引き離してもついてきます。

ならば逆にホテルまで連れて行ってもらおうとお願いしたら一つ返事で承諾、

ところがラリコ自体、まともな状態ではないので迷って迷って余計に分からなくなってしまいました。

で、結局ラリコが連れて行ってくれたのがなんと警察!

ラリコ、入り口でバイバイと手を振る。

「ここはヤバいのよ、Good Luck!」

きっとお小遣い欲しさで声をかけたんでしょうけど、、、可哀そうなことをしました。

ありがとう♪

 

深夜の警察は逮捕された人とか尋ね人の人とかで混雑してましたがすぐに気づいてくれました。

ラリコのメモで、ポリスはホテルに電話し、入り口を開けておいてくれるように頼んでくれました。

そこまでは危ないからとタクシーを呼んでくれました。

 

真っ暗になった大通りの脇の横丁の古びたビルの一階。

夜中の2時くらいだったと思います。

ドアが開けると、薄暗がりの中、ホテルのオーナーが待っていてくれました。

「Welcome,Welcome♪」と嫌な顔一つせず満面の笑顔。

疲れと不安がパッと飛び散りました。

 

「Lucky to you! You have a company. We have two Japanese girl tonight!」