いらっしゃいませー♪

31年間のサンフランシスコ・ベイエリアでの暮らしを卒業。

岐阜に戻り年金生活ををスタートいたしました竜桃ママです。

 

家から30分~40分くらいで織物で有名な街、一宮市があります。

前回の常滑と同じアート・イベント「国際芸術あいち」

昨日は一宮の会場を訪れました。

 

実は私の本命は最初から「塩田千春さん」

アメリカにいた時も彼女の作品を観る機会を探していたのですが

ドイツ在住でヨーロッパを中心に活躍している彼女、

日本で、しかも一宮で観られるなんてそれはもう幸せなことです♪

 

圧巻の仕事です。

 

 

彼女は糸を使って、人間の血流や細胞を表現します。

感動や傷みや葛藤やエネルギーや悲しみや、、、、

古い織物工場でということもあり、そのインテリアなども素晴らしくマッチしています。

のこぎり型の工場から漏れる天窓からの光で自然光のままで観られます。

天井から貼られた糸は機械の口に入り、

口から体内にエネルギーとして体中に広がり、

体中を駆け巡ります。

 

それにしてもこの細かい作業!

 

 

どうやって????

どのくらい時間がかかるんだろう?

どのくらい労力を使ったらこのエネルギーが伝わるんだろう?

ここからは離れがたいという作品でした。

 

塩田さんの作品を観ると

私の先生、ステラが懐かしいです。

 

 

先生の作品の中ではモデルさんも踊ります。

 

ステラもすべて現地で組み立て、取り付けをします。

 

ステラの作品はほとんど黒か白。

最初に大きなイベントに参加できたときに

実は先生はある作家さんの穴埋めで選ばれ

展示まであまりに時間がなかったため、色づけ時間がなく無地で仕上げたのが始まりです。

 

それ以降、ギャラリーからは「色を使わないで」っていうリクエストで(笑)

 

あ~~~ぁ、会いたくなってきました。