いらっしゃいませー♪
31年間のサンフランシスコ・ベイエリアでの暮らしを卒業。
岐阜に戻り年金生活ををスタートいたしました竜桃ママです。
常滑は焼き物の街です。
以前にくらぜんさんと行ったきり14年ぶり、2度目になります。
今回訪れたのは
まぁ、作家さん巡りとでもいいましょうか
この時期ですからいろんな芸術祭が開かれていて
「国際芸術祭あいち」という企画です。
ただ美術館に展示されるものを観るだけではなく、
ある土地に訪れて作品を見つけながらという別の楽しみもありです。
本日は常滑会場。車で2時間のドライブ。
「やきもの散歩道」というところに点在する古民家に展示されていました。
中でも気に入った作家さんのを紹介します。
★デルシー・モロレスさん(コロンビア)
常滑焼用の土を粘土にしてクッキーやお餅をかたどって並べ(2万個近くあるそうです)
シナモンやクローブなどのパウダーをかけてスパイスとしています。
作品を香りでも感じるという体験は良かったです。
普段は入ることのできない空き古民家(旧丸利陶管)での展示もマッチ。
★グレンダ・レオンさん(キューバ)
同じく丸利陶管の2階です。
タンバリンで月を、ピアノ線で天井から落ちる雨を表現してます。
このまま楽器としても奏でることができます。
その音がバックに流れていました。
先ほどは鼻から。ここからは耳から刺激を受けました。
★フロレンシア・サディールさん(アルゼンチン)
「泥の雨」
地元陶芸家とのコラボレーション(旧青木製陶所)
(陶器で焼かれた1万2千個のビーズをカーテンにして砂嵐から起こる泥の雨を表現。
私にはとても美しく感じられました。
炎天下、作品会場を求めて彷徨うのはちょっときつく、
こうした坂の道を登ったり下りたり。おまけに迷って何度も同じ道を。
かつて日本のインフラを一手に支えた常滑焼の土管。
旦那とサヤちゃん、2時間以上もよく頑張ってくれました♪
ご厚意でサヤちゃんも会場に入れました♪
もちろん、休憩もありです♪
この次は、一宮会場、有松会場の作品を観に行くつもり、旧織物工場、絞染めの旧家などで催されています。
また追って紹介いたします。
もちろん愛知県美術館の本会場がメインですが
このような展示は作家さんが直にこの場所に来て造り始めるという経緯があり
より、作家さんに近く接したような気がします。
こういった鑑賞に仕方のほうが私には心に残ります。