こちらには色んな種類の健康保険があります。

転職の多かった旦那を持つ私、

そのつど会社によって契約している保険会社やプランが違うので訳が分からない。

ですが、アメリカを去るにあたり、私達の保険をまとめてみようかと。

 

以前入っていたので覚えているのは

どこの病院に行ってもOKなPPO型(日本もそうですねー)

250ドルまでは保険が利かなくて、それを越すと自己負担20%、

治療費が年間6000ドルを超えると150万ドルまで請求なし、というもの。

ただし、ネットワーク外の病院を使うと自己負担分が多い。(40%くらいだったかな?)

月々いくらだったかは会社モチだったので定かではない。

 

紆余曲折、健康にあまり問題がなく定期健診しか用事のない私たちが

一番便利だな、と思ったのがカイザーという保険。(HMO型)

カイザー・ホスピタル(総合病院)は、サンマテオの周りにチェーン店のように点在しています。

 

で、、、いくらかというと2年前は月々800ドルほどでした。(一人分です、とほほ)

性別や年齢によってグングン保険料は上がります。若い子は安いです。

それがオバマ保険によって同じプランで60ドル!安くなりました♪

もちろん収入によって違います、私は収入少ないからですよー。

 

そして、65歳になった2年前、メデイケアーというものに切り替わりました。

民間の保険ではなく、国からの健康保険です。

老後のために税金から先取りされていた1%が還元されています。

10年以上税金を払っていた人は135.5ドル(夫婦で年収17万ドル以下の収入の場合)。

年金から天引きです。

それとメディケアーでカバーされない部分をオプショナルで追加。

それが106ドルでスタート、大した治療も受けなかったので現在は99ドルです。

つまり合計、月に234.5ドル。

 

まったく、オバマ保険の方が良かったですわー。

 

 

 

今月はメディケアーになってから3度目の定期健診です。

コロナのため、5月のはずだった私の検診はビデオ対応でしたのでお断りいたしました。

まぁそれからというものは毎週、予約を入れろとの電話がうるさかったのですが

踏ん張った甲斐があり、

ようやく対面の検診が再開されましたので、ならば、とトコトコ出かけました。

サンマテオのカイザーはホールフーズのお隣よん♪

 

 

先生はお話し好きで、ここ一年何があったかを問われます。

質問が多く、バケーションの事や日本のコロナ事情など英語のレッスン。

先生との30分はぐったりと疲れます。

看護婦さんも話し好きで、ジョークを飛ばします。頑張って知ってる限りの日本語で(笑)

インフルエンザの予防注射、肺炎のワクチン、血液検査、マンモグラフィーと一気に済ませ、

支払いはゼロ♪

 

検査結果はその日のうちに判定順にバンバンとメールで送られてきます。

それを見るのもすべてオンライン。

 

例を挙げますと、、、わかりやすいコレステロール値。

 

いつからか糖尿もコレステロールも検査前の12時間食事なしの制限が無いんですー。

なぜ?

ご覧のようにドドドドドーと下がっています。

数値363の時点でも私は薬ではなく

食事のコンサルタントを受け、エクササイズ・クラスに通うという選択をしました。

 

2017年は日本でメディカル・チェックを受けましたのでレコードはありません。

その時に日本の医師より「コレステロールを下げる薬を飲むしか選択がない」と言われました。

なので諦めて、薬という選択に。

そして年々、薬のおかげで数値は下がってゆき、いらんことに善玉さえも下がっております。

 

検査が終わった後の注意事項は、高コレステロールと糖尿病予備軍(数値102)の二つだけ。

 

すべての私に関する今までの状況や先々の予定などは、クリックすれば出てきます。

 

こういうの、こちらの老人は不思議に使いこなされてます。

偉いなー