私の住むシニアアパートは55歳から入居できるとはいうものの、ほとんどの人が75歳以上。
そして犬・猫のペットを飼っている独り暮らしの超高齢者が多いです。
紹介するのは大好きなルース、そして愛犬のアーチです。
ルースはとってもオシャレで、散歩のときにはちゃんとお化粧して
日差しの強い日には素敵な大きな帽子をかぶります。
そしてそれに合わせてカラーコディネートをして散歩に出かけます。
ルースは腕を2度も骨折したのですが、それでも休まず、
愛犬を散歩に連れていく、しかも朝夕と30分から1時間も歩きます。
今はコロナでマスク。なのでオシャレはできないようですが
写真を撮るといったら、マスクを外しました。
実は彼女、91歳なんですよ。
アーティは15歳になるところ。
今、アーティには右前足に大きな腫瘍が。
心配ですので散歩のついでにお医者にはよく通ってます。
獣医さんも200mほどしか離れていません。
悪性ではなく痛みもないようで風船のようにプルン、プルンと揺らして歩きます。
ルースは最期までアーチを見届けると決めてます。
アーティがいることでルースは規則正しい健康的な食生活をキープし、
一日2度、身だしなみを整えて歩くことにより、声を掛け合う近隣のお友達もいっぱいいます。
そして未だにシフトの車を運転し、完全に自立しています。
高齢になってからペットを飼うことに批判的な意見も多く聞きますが
私はそうとは思いません。
出来るならルースのようにパートナーとしてペットと支えあう暮らしをしたいいです。
アーティは毎日、このように誇らしく飼い主を先導し
「ルースが通るよ!、ルースが通るよ!」って知らせてくれます。
愛すべきアパートのお友達です。