行先を変えれば、今まで予約されていたツアーは全てキャンセルとなります。
今回出かける1か月前に、すでに満員になりかけていたオプショナルツアーを決めるのに四苦八苦しました。
それが殆どパーです。(私の場合アイスランドに集中してましたので)
この事態でクルーズ会社も急遽、新たにツアーな手配することになります。
特に丸二日を洋上で暮らした乗客たちは
次のスコットランドでは、、、、と手ぐすね引いて現地ツアーを模索。
私たちも、このままグダグダしているわけにもいかず、
飛ぶように売り切れてしまうオプショナル・ツアーに何でもよいからと齧り付きました。
でも当日のグリーノック。グラスゴーのそばの港です。
入港予定時間が過ぎたのに、、、、お外はこんなん。
この後、港に入って来てからもウロウロ。ウロウロ~
もし、もし、もうツアーの集合時間から30分も過ぎてますが、着岸してませんよー
そこへまた魔のアナウンス。
「スコットランドには寄らず、海に戻ります」
はい~~~???
この船が着岸できるサイズの桟橋がないんだと!
え~~~連絡ミス?
馬鹿げた理由である。予定変更はいいけどフォローがお粗末!
海岸の道路にはこの船を待つ観光バスの一団が向かっているのが見える。
可哀そうにグランド・スタッフも振り回されている。
ということで、11日目も海の上です。
わざわざロンドン郊外まで下がり、また昇って明日、北アイルランド着。
ここでやっと当初の予定にキャッチアップするわけです。(残り僅か2か所ですが)
さて、今回のクルーズ結構揺れたんですよね。
人一倍船酔いのキツイ旦那にはいろんな手が用意されていました。
まず、アルコール。酔っ払っていると鈍感になるので。
もちろん、船酔い止めのお薬も。
ですがその両方を使わなくても乗り越えられた強い武器があるんです。
シトロエン社が開発したスマート・グラス。
グラスの入ってないフレームだけのスマート・グラス。
フレームに入った青い液体が船と一緒にチャぷちゃぷ揺れて
眼から脳に揺れている状態をたたき込みます。
脳は平衡に保つ機能をオフにする、、、
つまり自分が自ら揺らしてるという状態にします。
これ効いたようです!
それに酔う前ではなく、酔ってからで間に合うんです。
気持ちが悪くなったな~と感じたら
このメガネをはめて読書かスマホを15分。
一旦落ち着いたらもうずーっと大丈夫。
しかも、amazonで17㌦のまがい物!
これで旦那も自信がついたみたいです。
それともう一つの強い味方の「静恵大明神」
今回の旅行も殆ど悪天候という予報の中、
お気づきでしょうが、私たちの上はお日様がやってきてました。
そうなんです、亡くなった母(静恵さん)は
俗にいう「晴れ女」で旅行の時にもいつも一緒です。
父もまぁまぁの晴れ男でしたので
両親一緒の遺灰をブレスレットの💖チャームに詰めてブレスレットを作っています。
旦那の分と私の。
今回も最終日まで傘なし!大明神に感謝、感謝!
親離れできない私たちです。