スペース重視のデッサンの授業
9月初旬から中旬の課題です。

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★4種類の靴。(木炭)

別々の場所に置いてある物を
自分のイメージで画面上に並べます。
もちろん、スペースの形と方向性重視です。

授業内1時間半での仕上げになります。

「プロジェクト 8/1000」





課題は「プロジェクト1000」の仲間に入れます・・・ずるいかな?なんせ、先が短いので(笑)
でもちゃんと作品になるように仕上げようと心がけるのは良いことですよね♪

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★貝殻5種類。(木炭)
これも靴と同じ考え方で。
今回は、描いた後にラインを入れます。
一本でもいいし、このように角度を付けてもいいです。私は線の中に色を入れてみました。
平面上に並べた描いた物体が浮かび始めます。新たなスペースの出現です。

作品は最後の一線でどうにでも変わるということだそうです。

「プロジェクト 9/1000」


口径を描く練習。

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腕を曲げてチマチマ描かず、
肘を伸ばしたまま一気に楕円を決める練習をさせられます。

ちまちまタイプの私には
ちょっと苦手な作業。

中央にいるのは私の先生、
スーザン・マヒュー先生。

加納の美術科時代の顧問
東谷先生に顔がそっくりでビックリ。


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★ボウルの組み合わせ(木炭)


目の位置を基準に置き、

ボウルの口径がどう変わるかの練習です。


「プロジェクト 10/1000」


ところで、木炭デッサンなのにあまり汚れていないでしょ?

シャモアと呼ばれる鹿の皮を使って
間違いや汚れを払い消しているのです。

私の時代には食パンを使っていたのですが
これ良く落ちますよ!


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ふむふむ、確かに動物の匂い♪
桃の鼻は確かです。
こんなにまっ黒に汚れても、
汚れが手に戻らず、しかもソフト。
車部品のお店に売ってます。
一枚1000円位です。
考えてみれば車の排気ガスのすすを落とすのですから、、、、同じですね。

細かく切って使うし、洗えるので
食パンよりも安くつきますね。

日本でもこれを使ってるのかな?
時代遅れなこと言ってる?私?



さて、目の高さによる口径の違いを練習したら、次は遠近法です。
初めて木炭ではなく鉛筆で描きます。

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★1点遠近法

この前の旅行のアルハンブラの庭園から

ちょっとアレンジして別物に(笑)



「プロジェクト 11/1000」


一生懸命描いたので
できれば画像上の右下の拡大マークをクリックして
原寸大で見てほしいです。

その機能って、PCだけだったかな?





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★2点遠近法

この前の旅行で気に入った建物を
いろいろ組み合わせて
自分なりのセビーリャの街角を作ってみました。


「プロジェクト 12/1000」









次回の「DRAWING」は
スーザン先生ならではの驚きの授業!!!!!

続く。