水彩画のカーニー先生は、3色だけですべての作品を描きます。
先生、ご高齢ですが、写真のようにかなりの美人です。スタイルも、、、(関係ないけど見習いたい)
それだけでも尊敬です。
カーニー先生が使うのは、
パーマネント・ローズ(寒系の赤)、ニューガンボーシュ(暖系の黄)、アントワープ・ブルー(暖系の青)。
授業でもこれだけで色を作ってくれます。
先生のパレットとここから生まれた作品です。

第一日目は、水に溶き絵具をころがす、、、という練習です。(Wash)
広い画面に一定の色を広げたり、グラデーションを作るのに使います。
筆は使いません。
たっぷりの透明な水を紙にため、薄めた絵具を落とし、
紙をいろんな方向に傾けてまんべんなく広げます。
広がろうと動き始める色が生き物のようで面白く、
また片側に寄せれば自然なグラデーションができます。
乾いた後、別の色を逆側に寄せれば二色のグラデーションが出来上がります。(右の図)
次は筆を使います。(Flat Wash)
紙を傾けて流れを利用します。筆は軽く水の上に軽く添えながら降りて行くだけ。
色を濃くして言ったり、別の色を混ぜながら、、、
乾いた上に重ねながら、、、、、、、と練習が続きます。

実は、水彩は、絵具を水で薄めて描くものと思いこんでいた私には大きなショックでした。
先生の動画でお気づきでしょうか? 水に落とした色がカップ入ってます。
先生、三色のカップで何でもできちゃいます。
重ねることによって色を作って行きます。
水彩って、水に色をつけて描くものだったんですね!
もちろん、先生の面白い画法や色の作り方のお勉強もビッチリ!!
続く、、、、
