サンフランシスコ半島(通商ペニンスラと呼ばれます。)で暮らす私たちに
季節の花たちを提供してくれる庭園がいくつかありますが

前回の「Filoli」のほかに
忘れてはならないのが「 Allied Arts Guild 」です。

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我が家から西へ20分で「Filloli」
南に20分で「Allied Arts Guild」です。
意味は、、、芸術家連合組合とか、、、でしょう。

「Allied Arts Guild」は「Filoli」とは違い
個人の資産を公共に寄贈されたものではなく、
もともと寄付金を募るために作られた施設です。

1700年代スペインの国王チャールス2世が無償で提供した3万5千エーカーのうちの
3.5エーカーの土地に
1929年以降、裕福な芸術家カップルがスペインのコロニアル造りの建物を造りました。

それは、住むための住宅ではなく
才能のある芸術家さんたちに制作の場を与え
その作品を作りながら売る場所(お店)として建設されました。

作家さんたちはそこの職員であり、お給料を貰います。
売れた作品の収入は全額,ルシールパッカード・チルドレンズ・ホスピタルの
重症の子供たち、治療の必要な子供たちだけのために寄付されています。

「Allied Arts Guild」は私がきた当初よりは少しさびれていますが
それでも敷地内に陶芸家さん、鋳物作家さん、フラワーアレンジメント、ジュエリー彫金、
服飾デザイナー、画家さん、工芸家さん、レストランなどがあり、
それぞれがお店になっていて作品を購入できます。

以前は織物の工房があり、手織り織機がずらーっと並んでいたアトリエがあり
何度も通ってこちらでは手に入りにくい細番手の糸を分けてもらっていたものです。

今でも当初の趣旨が貫けているかどうかは定かではありませんが
ボランティアの手によっていつでも素晴らしい庭園が開放されており
本日は藤見に、「歩き」のお友達とやってきました。

藤は少し早かったかな?この日から1週間ほど経った今日くらいが見ごろでしょう。
ここもバラが見もの。
次回はここのバラも紹介いたしますね。

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