森を守る、、、

もともと人間の住んでいたところは森だったんですよね。
だから自分達を守ることですね。
住宅を作るのに何千年も前から生きていた樹木をなぎ倒し
後から「環境デザイン」とか言う名目で新しく若木を植えつけたとしても
どこに昔からの樹木を犠牲にしなければいけない理由があったのでしょうか?

私の家周りは、商業地が半分でダメですが
近くの住宅街はアイデアをくれます。
自然の隙間に最小限のスペースを拝借する、、、という考え方です。

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昔ながらの電線と電信棒も、木立の通り抜けにはこんな配慮。
でも日本のように地上から電線が消えるのは、まだまだ遅れてますね。

人口10万人を超えるサンマテオの街の
商業地は別として住宅しかない地域の丘に向かう道。
まるで山奥で暮らしてるようですねー、住宅は木立の陰。
だけどここ、サンマテオ駅から徒歩圏内なんです。
人間が拝借できるスペースは地面とトラックが通れる高さまで。

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サンマテオのセントラルパークの遊具施設も木立の中。
古くからの木立が小さな子供たちを熱や紫外線から守っています。

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後から考案されたわけではなく、
最初からできるだけ残す、、、という考えです。
時間や歴史は絶対に取り戻せない貴重な財産です。

実際には大変な作業です。
夏は涼しくて窓から森林の香りがしていいけれど
秋には尽きることのない枯葉の始末が、、、これもすべて市の仕事です。


ところで今日のセントラル・パークです。
平日の午後、幼児たちのダンス教室の音楽をバックに
竜は全く樹木のない箇所・・・芝生を走ります。