優しい言葉が欲しいのではなくて | 恵子のブログ

恵子のブログ

魂のオモリを外すヒーラーであり、エネルギーを楽しむ恵子のブログです。
高次元の存在と共に行うエネルギーワーク、ヒーリング個人セッションを施術する人です。
ヒーリングサロンPOLARISを運営し、スピリットとしての本来のあなたにつながるお手伝いをしています。

本日もお越しいただきまして、

ありがとうございます。

 

 

ネガティブ過ぎる話は、

出来るだけ書かないようにしていましたが、

うつ病の頃の、暗い話を書きます。

 

 

 

遠い昔の記憶をたどっています。

 

 

うつ病になって1年目の、

かなり不安定な頃だと思います。

 

 

睡眠薬がないと寝られず、

男の子2人の子育てもあり、

いつも疲れていて、うつ病の症状もあり、

少しのことで怒りが爆発していました。

 

 

毎日毎日怒っていました。

自分の感情をコントロールすることなど、

全く出来ない状態でした。

 

 

夕飯の後、コーヒーを淹れ、

ソファーの後ろの出窓に置いて、

座って間もなく、年長さんの息子が

私の横に飛び乗りました。

男の子あるあるの、無駄に大きい動きです

 

 

すると、入れて間もない熱々のコーヒーが、

私の肩から背中にこぼれました。

 

 

あまりの熱さに、

一瞬でブチギレてしまいました。

 

「あっっつい!!!

 もう何なの!!!」

 

熱々のコーヒーをかぶっていますので、

悲鳴に近かったです。

 

 

「そんなに怒鳴らなくても」

 

 

夫の第一声でした。

 

 

「熱湯かぶってそんなこと言える?」

 

「相手は子どもだろ」

 

こんなやり取りだったと思います。

 

 

熱いコーヒーをかぶったのに、

こんなこと言われるの?

 

 

私はいろんな感情で、

泣きながら自分で応急処置をしました。

 

 

夫は私の火傷の応急処置は何もせず、

しばらく経ってから

「水ぶくれはないから I 度だよ」

熱傷のレベルのことです

 

 

その言葉が衝撃すぎて、

反論したのか覚えていません。

 

 

そんなこと聞いてない。

Ⅰ 度だから何?

Ⅰ 度だったら熱くないとでも?

Ⅰ 度だったら痛くないとでも? 

Ⅰ 度だったら応急処置はいらないとでも?

 

 

翌日になってもヒリヒリと強く痛み、

見えない患部にアロエを貼り付けるために、

一人で悪戦苦闘していました。

アロエのゼリー状の部分を貼り付けると

痛みが和らぐ民間療法です

 

 

まだ広範囲に赤みを帯びている様子を見て、

やっと皮膚科に連れて行ってくれました。

自分で行けばよかったのですが・・・

 

 

あの時、何も言わなくてもいい。

私にイラついてても、

応急処置くらいして欲しかった。

ただ濡れタオルを当ててくれていたら。



そんなに私が憎かったのだろうか。

 

 

 

 

逆の立場だったらどうかな。

 

 

ひそひそ声で

「ごめんなさいしておきな。

 びっくりしただけだから大丈夫」

 

 

とか何とか息子をなだめつつ、

息子は確か泣いていなかったと思いますが

こぼれたコーヒーの片付けよりも、

濡れタオルを当ててあげたかな。

 

 

それとも、「そんな所に置くから」

と突き放しただろうか。

 

 

応急処置くらいしてあげたと思うけれど。

 

 

優しい言葉が欲しかったんじゃない。

せめて私を否定しないでくれていたら。

 

 

私の存在って何なんだろう。

 

 

ただただ大きな寂しさと悲しさと悔しさで、

それを考えずに済んだのでしょうか。

 

 

衝動的に、

自ら命を絶つ行動をとることなく済みました。

そういう知恵が働かなかったのです。

それほどまでのぐちゃぐちゃな感情でしたが、

それだけは本当によかった。

 

 

 

 

あんな状況で、子どもの前で、

よく夫へ暴言を吐かずに一人で耐えましたね。

多分暴言は吐いていないはず・・・

 

思いつかなかったとはいえ、

よく、自ら命を絶たずに耐えましたね。

 

寂しくて悲しくて悔しかったね。

感情のコントロールなんて出来なかったもんね。

 

よくがんばりました。

よく我慢しました。

よく生きていてくれました。

偉かったグッ

 

 

夫の目から見た当時の私は、

最悪の人間だったのかもしれないけれど、

夫だけでなく、世界中の人が、

息子に怒鳴った私を非難しても、

あの時に耐えた私を褒めてあげたいです。

 


だって今、私は生きていますもの。

 

 

言葉は大切です。

欲しい言葉はたくさんあります。

言ってくれないとわからないこともあります。 

 

でも、

言葉なんていらないから、せめて・・・

 

という時もあります。

 

 

そんなことを思いました。

 

 

 

 

 

長い話を最後までお読みくださり、

ありがとうございました。