「こどもたちが楽しく、ヨコミネ式を通して心・体・学ぶ力を育めるこども園でありたい」
私はこのことを強く願い、時には現場に入り又は会議を通して職員に直接伝えています。
私が園長として保育現場を預かるようになり4年目となります。
今年度はヨコミネ式を導入して、一年目の大事な時期です。
私が目指すヨコミネ式を実践する為に、横峯吉文理事長と共にヨコミネ式を長年実践してきた
横峯 真先生をお招きし「楽しく、安全にヨコミネ式を実践するために必要なこと」をテーマに
実地研修を実施しました。
横峯 真先生とは、鹿児島で何度か体操指導を見させていただき意見交換も沢山させていただきました。
私は、何事も原点(根っこが大事)だと考えています。
「最初にないものは最後までない。」
当園のヨコミネ式元年にふさわしい方だと思い、今回の研修依頼をさせていただきました。
横峯 真先生の指導を受けた職員は、
「こどもたちがめちゃくちゃ楽しそうに自学や体操に取り組んでいました!」
「こどもたちの目が輝き、やりたい!と嬉しそうに取り組んでくれて私も楽しかったです!」
「こどもたちも、私たちもめっちゃ楽しかったです!」
「私たちもこれから学んだことを活かして、こどもたちの目を更に輝かせたいです!」
と、目を輝かせながら私に話してくれました。
私は、それを聞きながら「それがヨコミネ式の原点だよ」と今回の研修が素晴らしいものになったと確信しました。
横峯 真先生の引き出しの多さには改めて圧倒させられましたが、これは横峯吉文理事長が言う
「その子にあった環境を仕掛ける」ということなんです。
「時間のかかる子はいる。だったら時間をかければいいんです。その子にあった環境を仕掛けることが大切」
まさに引き出しの多さは、一人一人のこどもにあった環境を仕掛けられるということなんですね。
だからヨコミネ式にはマニュアルが必要ないんです。
だって一人一人のこどもたちに日々の保育で向き合いながら、その子にとってできることを与える。
マニュアルを作成しようとしたら、大人が勝手にその子をカタにはめてしまうことになります。
「こどもの可能性は無限大」無限大の可能性があるこどもたちをカタにはめる必要はありません。
多くの学びを得て、次の日から実践しているうちの職員も素晴らしい!!
ヨコミネ式に携わる多くの仲間に支えられて、ヨコミネ式元年を迎えられたことに感謝しています。
横峯 真先生が横峯吉文理事長の言葉を引用し、的確に当園の職員に伝えてくれたので、
「すごくわかりやすくて、頭に入りやすかった」という感想がありました。
私も普段からもっとわかりやすく伝えていかねばと反省しました(笑)