質問

酷い鬱で精神科に入院すると、どんな毎日を過ごすことになるのですか?

某国立大学名誉教授 さんからの回答
過去20年弱のあいだに鬱で2回入院しました
初回は働き盛り管理職だったので、休めて喜んでました
旅行にでも行く気分で自分で歩いて入院し、本やら雑誌やら買いまくって

(病院の近所の本屋にも)、
朝から晩までずっと読書(看護師に呆れられ、教授回診では、
まあ先生もせっかく入院されたのですからお昼寝でもされたらいかがですか

とまで言われる始末)
少し楽になり1か月ほどで退院。在宅療養ではしかしいっこうに病状が改善せず、
むしろだんだん悪くなってECTのために1か月×二回再入院
これでよくならなかったらどうしようという不安でいっぱいながら、

麻酔で落ちていく瞬間と目覚めたら
看護師がそばにいてくれた時はよかったです
それで寛解復職。その後双極性Ⅱ型に診断変更
7年後に大型研究プロジェクトの総仕上げというところであえなく再入院、

3か月ECTをやるのに必要な麻酔医不足でかわりに抗うつ剤点滴。

これは劇的にはきかず
点滴のルートを留置したくなくて腕が穴だらけになりました。

このときはECTが病院都合でできなくなったことに
かなり落ち込みました
回診にくるのは知り合いの教授やらその部下ばかりで、気は使わないものの
「ま、忍の一字ですね」と言われて、ああそうだなとえもいわれぬ暗い気持ちに
退院後3か月自宅療養で復職
なお、病棟は閉鎖でなく開放。病室は個室でした
人とかかわるのが好きな方は大部屋がいいと思いますが、私は無理でした。

ご参考になれば幸いです