「利便性から残すのは絶対駅前文化ホール」
一昨日2月7日の市議会主催の「文化3施設のあり方について」の市民懇談会に参加した市民からその様子が伝えられたので紹介します。次のような意見が出されたとのこと。
①集約は必要、やむを得ない
②利便性から残すのは絶対駅前文化ホール
③赤字であっても文化・芸術に投資
④クラウドファンディング、ネーミングライツで守る
⑤駅前一体としてのグランドデザインが出来ていない
⑥現市長・教育長は、文化・教育に力を入れていない
⑦コミセンがいっぱいある、建物はたくさんあるのに利用されてない
⑧催しの情報発信が弱い
⑨若者向けイベントが少ない
⑩なぜ今まで放置したのか
⑪市役所に無駄が多い
⑫全てをいったん取り壊して駅前に新設できないのか
⑬文化・スポーツゾーン
⑭コンサート後に立寄れる喫茶店
市民の潜在的な思いは「利便性から病院は駅前」が順当
この情報をくれた市民からは、想定内の意見だったとの感想が添えられていた。どれも市民としてはもっともな意見。
ただし、気になったこと。それは、参加者の自由な意見交換は良いとしても、議会主催であるのに基本的な情報が伝えられていなかったのかということ。
例えば、ネーミングライツについては、すでに3年ほど以前から文化ホールに設定されて、市内に事業所がある企業から相当な支援を受けている。
また、栢木市長が見直そうとしている、市民参加で策定された現行の構想では、文化ホールと野洲幼稚園敷地を一体にして、文化・スポーツ施設(アリーナ)が構想されている。そして、それを見越して、市道を挟んだ隣接地に幼稚園と保育園機能のある「ゆきはたこども園」が開園している。
少なくとも、これらの意見からは、栢木市長の意向を受けたか、またはそれを忖度した西村教育長の駅前文化ホールの廃館・解体が、市民からは支持されていないことは明らか。
そして「利便性から残すのは絶対駅前文化ホール」であれば、言うまでもなく、市民の潜在的な思いは、「利便性から病院は駅前」が順当なものとなる。