評価委員会10月中旬開催 委員長の滋賀医大学長の都合優先で日程を内定

 体育館病院の基本計画案等を審議する次回の評価委員会。それを10月中旬に開催する予定で、具体的に日を指定して委員に内々連絡がされているようです。日程設定は、委員長である滋賀医科大学の上本学長の都合を優先して、各委員の日程調整を行わない乱暴な進め方らしい。10月中旬の開催とは、これまでの議会答弁で示された日よりかなり早い。記憶では、基本計画案等の策定は10月20日頃と布施政策監が答弁していたはず。

 

 

基本計画案等はすでに出来上がっていて、医大学長はその計画案を了解している 過重職務と加速度の付いた拙速さ心配

 評価委員会の開催が、予定より早くなり、中旬となると基本計画案等の策定作業が相当の前倒しにならざるを得ない。そして、評価委員会の開催に先立って会議資料を事前に各委員に送付する必要がある。そのため、資料の完成は中旬では遅い。残された時間は、今日10月3日から一週間あるか、ないか。作業に当たっている職員の負担は過大・過重にならないか心配。また、すでに、拙速が心配されているのに、さらに加速度の付いた拙速さも心配。

 ところが、手持ちの時間は実のところもっと短い。まずは、委員長である滋賀医大の上本学長に会議資料をもって事前に協議・説明する必要がある。

 さらに言えば、医大学長が評価委員会の開催と日程まで了解するには、基本計画案等の概要を知ったうえでないとできない。いい加減な資料でもって、多忙な委員を会議に招集するという無責任なことはできなし、ましてや会議を開いて審議した計画案を否定する形で会議を進行できない。会議を開き、審議する限りは、全委員から案に対する了解を得る努力が必要。

 ということは、基本計画案等は実質的にすでに出来上がっていて、医大学長本人はその計画案を了解していることになる。そうでなければ、余りにも無責任。