意見ごとにそれぞれ拍手が起こり、過熱した最終戦の感

 今日7月5日夜の病院説明会の最終日。昨日と同じように録音データーが届けられて聞きましたが、とくに紹介するほどの目新しい情報ないにように思いました。

 あえて言えば、体育館病院案に賛成と反対の意見が述べられるごとに、それぞれ拍手が起こったこと。まさに、過熱した最終戦の感がありました。

病院は要らない、病院は経営努力していないと暴論 市長と市議会は会合から方向性見出せるか?

 もうひとつは、これも最終戦ならではのことで、元議員、前議員の参加が多かった。

 なかでも、丸山元議員は熱弁をふるい、栢木市長の応援と擁護から始まったが、栢木市長の熟考への疑問から話の流れが変わり、栢木市長と言い合いになった。両者は盟友であったはずなのに、公衆の面前で仲間割れ。司会の小池次長が間に割って入る一幕も。そのため、市長は例になく多弁であった。ただし、話の内容は言い訳ばかりで、将来展望がない。

 もうひとり元議員の行畑の「オオタ」氏の最後の発言。野洲市に病院は要らない。本来市民病院を持つべきでないのに前市長がやってしまったので仕方がない。そのため、栢木市長は苦労していると擁護。片方で、市立病院は、院長以下、働かなくても給料がもらえ、経営努力していないと批判。

 市立病院の現状も知らない。また、昭和60年以降の旧民間野洲病院への旧町時代からの巨額な貸し付けや損失補償、そして毎年1億数千万円の市単費での補助の常態化。その結果、公設民営型になっていた実態も知らない、軽薄な議論。

 すでに議会で明らかになっている事実を無視した、このような暴論を、市長はじめ職員が訂正することなく、時間が流れていく会合。このような、特に市長派の発言によって建設的でなくなった会合の結果を集約して、市長と市議会は何らかの方向性を見出すことができるのか?

 なお、参加者から、住民投票をしてはどうかと提案があったが、市長は住民投票は考えていないと拒否。