説明会スライド資料で病院事業顧問への就任が一層確実視される 

 昨日紹介した体育館病院説明会の資料の本体は、スライド(パワーポイント)の様式になっています。説明会場で、この資料がスクリーンに大写しされ、市長や担当職員が説明していく。その内容は、市長に都合の良い情報や、事実をゆがめた情報。さらには、これまた経緯を偽って、「前市政」時代の駅前病院を批判する。そのなかで、図らずも、「『可能性委員会』当時委員長であった」人物の最近のコメントが掲載されていて、市長がこの人物と現在親しいことが明らかになった。これによって、病院事業顧問への就任が一層確実視される。

霊感商法とそっくり! 医師会の野洲市の全会員が体育館病院に賛成と市長が公言!

 ところで、この説明会で市長が、守山野洲医師会の会員のうち、野洲市の会員は全員が体育館病院に賛成だと公言した。このような話は以前から聞いていましたが、昨日出会った市民は、「コミセンひょうず」ではっきり聞いたと断言しました。

 医師会の実情は知りませんが、これまでの医師会と市議会との会合や市長との会合、また医師会が中心になって配布されているチラシからは事実とは思えない。

 これまで野洲市で開業している野村理事が体育館病院賛成であることは周知の事実となっているが、全員とは信じがたい。これも、資料同様、市長お得意のフェイク(偽り)か?

 以前この説明会の報道を読んで、選挙運動の演説会のようだと書きました。改めて紹介すると、「市民からは『合理性があり、駅前よりもいい』などと評価する声が上がり、栢木市長が『頑張ります』と応じると拍手が起きた。」(2022年6月14日毎日新聞)

 しかし、これら資料が、巨大な紙芝居のようにスクリーンに映し出されて市長や職員がコメントをつけている情景を思い浮かべると、これはむしろ霊感商法とそっくりではないかと思えてきました。事実をまげた情報と実現性のない甘い空約束ばかりが並んでいる。