市政が底なしのように悪くなっていく! 政治家から嘘を取ったら何も残らない!

 今日散歩していて、市民から話しかけられました。言葉を交わすのは初めての人。病院問題はじめ、市政がドンドン底なしのように悪くなっていくようで心配だとのこと。嘘からはじまって、嘘がまかり通っているという悲観的な趣旨の話でした。その中で、教えてもらった言葉が、少し私の記憶が怪しいですが、「政治家から嘘を取ったら何も残らない」。残念ですが、至言だと思いました。

 その人の言葉ではなく、誰かの言葉のようですが、自宅に帰ってからネットで調べましたが、出てきませんでした。その代わりに、政治家と嘘をキーワードにして検索すると、見出しだけでも、膝を打つような至言がぞくぞくと出てきました。

 例えば、次のようなもの。検索で出てきた見出しだけなので、出典は省略します。「政治家は息をするように嘘をつく」、「選挙で選ばれた政治家は正しい、そんなウソがまかり通るから」、「嘘は政治家の始まり」、「誠心誠意、うそをつく」など切りがありました。

 言うまでもなく、すべての政治家が嘘つきであるわけではないし、政治家でない人が嘘をつかないわけでもない。要するに、政治家の役割の重要性とそれへの期待の表れ。

 

嘘を正す言動のささやかな実例 市民団体が市長に要望書 市長は逃げ腰で覇気がなかった

 とはいっても、嘘ばかりでは政治も社会も持たないので、もちろんそれを正す発言や活動があって、社会は成り立っています。

 ところで、今日、ささやかかも知れませんが、その実例の話が伝わってきました。駅前の新病院の実現を目指している市民団体が会合を開き、栢木市長への要望書をまとめたうえで、直接市長に手渡したそうです。ただし、市長の時間が空いている時刻にあらかじめ予約を取って6人ほどが訪問したのに、市長室には入れてもらえず、部屋の入り口での手渡しになったようです。聞いたところでは、市長はまともに目も合わさず、言葉も不明瞭。市民たちが、市議会の一会派の要望を重く受け止めると言いうなら、市民の要望も重く受け取ってほしいと詰め寄ったそうですが、市長からは明瞭な返答はなかったとのこと。市長の対応は逃げているようで、覇気がなかったとのことです。

市民感覚からは当然で明快な3つの要望 市民説明会の開催 政治責任を明らかになど

 ところで、内容は、栢木市長が就任してからの病院事業の流れを述べたうえで、3つのことを要望しています。いずれも、市民感覚からは当然で明快な要望だと思います。概要を紹介します。

①病院の市民説明会を一刻も早く公開で開催すること。そして、その中で市長自身が独断で進めてきたBブロックでの病院整備の顛末(てんまつ)と市長が早期の整備を約束した新市民病院整備について明確に説明すること。

②市長自身がここまで事業を進めてきた段階でのBブロックでの病院の中止は、市長の政治責任が問われるべきものであり、それを明らかにすること。

③市条例で定められたとおりAブロックに病院、Bブロックに駐車場の早期整備と、病院の見通しが明らかになるまでの間、複合商業施設整備事業の予算執行を保留すること。