近くの山でありながら山頂まで登ったことがなかった竜王町と野洲市の境にある鏡山に登ってきました。

 以前に登山口らしいところにあたりをつけて登りかけたことがありますが、道先がわかりにくくなリ、無理しないで引き返しました。冬であれば低木類の葉も落ちて見通しが利くだろうということで、天気も良くなってきたので出かけました。

 道の駅「竜王かがみの里」から歩き始めましたが、今回も登り口がうまく見つからず、結果的には、葉の落ちて見通しの良くなっている斜面を登り、星ヶ峰のすぐ南側の尾根にたどり着きました。

 そこからは、尾根を歩いて頂上を目指しました。鏡山山頂に向かって右手、西側が野洲市で左手、東側が竜王町。

 

 道は、尾根とはいってもかなりのアップダウンがあります。またいわゆる馬の背状のところもあって変化に富んだ楽しい歩き。両側に樹木がなければスリルが感じられるところもあります。

 

 

 自然石と古墳らしい巨石も道沿いに多くあります。

 

 

 

 頂上近くの西斜面には雪が残っていました。

 

 頂上(384,8m)からの帰りは、雲冠寺跡を通て、鳴谷池の方へ下りました。

 雲冠寺跡は荒れてはいましたが、石垣や井戸跡が残っていて往時を偲ばせるたたずまい。

 

 鳴谷池からは、アウトレットパークの方でなく、希望ヶ丘リッチランドへの道をとりました。谷筋の緩やかな下り道で、味わいのある道でした。湿地風のところもあり、春の新緑の頃だと快適な散策が楽しめそうです。

 最後は、善光寺川に出て、左岸の道を歩いて、道の駅まで戻りました。