今日は午前中知人を案内して三上山に上ってきました。ある時期まではかなり頻繁に登っていましたが、登山する人が増えて逆にこちらの頻度が落ちたので、久しぶり。

 今日は月曜日の午前中でしたが、それでも何組かのグループに出会いました。

  登山道が踏み鳴らされている状況から、最近はかなり多くの人たちが登っていることがわかります。三上山の高さは標高432m。ただし、登り口の標高が100mはあるので、300m余りの登り。しかし、岩の塊のような山で、山の高さにしては登山道は急で厳しい。道はこまめに補修がされていて、登りやすくはなっていますが、それでも頂上に立つと充実感が味わえます。

 登山人気が出る前までは、地元の人でも三上山の山頂登山は、年1回夏の「竜王祭」の時ぐらいでした。元日のご来光登山もそう古くはありません。

 御神神社の行事としては「山上祭」と呼ばれている「竜王祭」は、旧暦6月18日の雨乞いの祭事。なお、私の地元の三上神社では「竜王祭」と呼んでいます。今は負担が重くなってやめられましたが、ある時期までは、この日には大きな三角形に切った赤い八幡こんにゃくと油揚げを煮たものを太い竹串に交互に刺した料理をお酒、水、花とともに山上に供える習わしでした。そして、下山途中、西に見晴らしの利く中腹の広場でお神酒を交えての直会(なおらい)が人々の楽しみになっていました。

 今日は、登りは妙見堂跡を通る表の道を登り、下りは花緑公園の方への道をとり、途中から、普段の散歩道である田中山へ向かう尾根筋の道に入って帰宅しました。

 午後は、所用があって、琵琶湖岸のマイアミ浜に出かけました。湖岸は穏やか。

 

 オートキャンプ場の管理棟は屋根と外装が一新されて明るくなっていました。