天気が良いので午後遅めから思い立って皇子が丘公園の早咲き桜の様子見を兼ねて、法明院のフェノロサのお墓に参ってきました。

公園を山手に登り、先に、バイパスを超えて早尾神社と山上不動堂に参りました。

早尾神社では桜一本が鮮やかな花を開いていました。

山上不動堂を経てもとの道に戻り、園城寺の方に向かって法明院に向かいました。

住んでいる人には何でもないことでしょうが、ここまで上がってくるのは何十年ぶりかなので、琵琶湖から三上山を望む景観の様変わりには驚きました。

法明院への上り口も大きなマンションなどが建っていましたが、道そのものは昔ながら。

境内に着き、庭園を通ってフェノロサの墓前に至りました。

フェノロサ(1853-1908)につては改めて説明するまでもなく、明治時代のお雇い外国人。明治10年代後半の西欧崇拝の「鹿鳴館時代」に日本美術を評価。研究や紹介につとめ、日本美術界の恩人といわれる人物。

生前、園城寺で受戒し、法明院から琵琶湖の見える景観をこよなく愛したそうです。