日が暮れるのが少し早くなり、空気もすこしずつひんやり。
秋になると、子どもと一緒に外へ出るのがいっそう楽しくなります。
夜には虫の音が耳に心地よく響いてきますね。
そんな秋の楽しみをもっと近くで感じたくて、わが家では“秋の虫を観察するための罠”を手作りしてみました。
一緒に手作りして、虫の音を楽しみませんか?
今回は準備編をお届けします。
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わが家の教育方針はこちら鈴虫の声から始まった!捕虫器を作るきっかけ
この前の夜、道を歩いていたら
「りーん、りーん」と綺麗な音が聞こえてきました。
息子に「鈴虫が鳴いてるよ」と伝えると、
息子は「鈴虫ってなに?」と不思議そうな顔。
普段、息子にとって虫といえばカブトムシやバッタのような「ブーン」と飛ぶもの。
鈴虫の声は想像しにくかったみたいです。
「じゃあ、実際に鳴いているところを見てみよう」ということに。
でも虫取り網で捕まえるのは至難の業。そこで、罠を作ってみることにしました。
【作り方】ペットボトルで簡単!鈴虫捕虫器(全3工程)
用意するもの
・2Lペットボトル
・ビニールテープ
・カッター、ハサミ(大人が使う)
・餌になるもの(ナス、キュウリなど)
① ペットボトルの加工
ペットボトルの飲み口付近(上部)をカッターで切り取ります。ここは危ないので大人が作業します。
切り口を保護するために、ビニールテープでしっかり巻きました。
② ペットボトルの組み立て
切ったペットボトルの先を反対に向けて、もう一方のペットボトルに差し込みます。
差し込む作業は、息子にチャレンジしてもらい、最後は私がぐっと押し込みました。
硬いペットボトルがいいと思います。
お水のペットボトルでしましたが、フニャフニャでなかなか固定できませんでした…。
③ エサの準備
ペットボトルの底にエサを入れます。
わが家では冷蔵庫に余っていたナスを使いました。
設置のコツ|鈴虫を捕まえるための場所と工夫
仕掛ける場所は、鈴虫の声が聞こえてくるお隣のお庭をお借りすることにしました。
「お庭のどこに仕掛けたらいいかな?虫ってどこにいるかな?」
と息子に問いかけると、元気に「木のとこ!」と即答。
確かにカブトムシやセミは木の上にいますよね
「バッタはどこにいたかな?同じかな?」
とヒントをあげながら話していくと、最終的に草むらの地面に置くことにしました。
さらに調べてみると、設置のポイントはいくつかあるそうです。
・設置する時間帯:日差しが当たり、鈴虫が活動する午前中が最適。
・エサの匂い:匂いに誘われて鈴虫がやってくる。
・水分の確保:鈴虫が水を飲みにやってくる。野菜に霧吹きで水をかけておくと効果的。
準備はここでおしまいです。
このあとは設置と捕獲です!
親子で楽しむ知育体験|捕虫器作りをしてみて感じたこと
今回の捕虫器作りは、まだ虫を捕まえる前の準備編。
ペットボトルを切って組み立てたり、エサを入れたり、仕掛け場所を一緒に考えたり――その過程そのものが子どもにとって大切な学びになりました。
「虫ってどこにいるんだろう?」と想像しながら考える時間は、観察力や思考力を育ててくれます。
親子でわいわい話しながら工作しただけでも、十分に楽しい体験でした。
後編では、実際に鈴虫が入ったのか、観察の様子をお伝えしたいと思います。次回もよろしければご覧くださいね!
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私の思いがどなたかの目にとまったこと、とても嬉しく思います。
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