最も普通の恋愛
キム・レウォンまつり第2弾。
キム・レウォン×コン・ヒョジン。
面白かったよー。
あらすじ
イ・ジェフン(キム・レウォン)は、中小広告代理店ビジュアル・ライジング社の企画チーム長。
結婚式間際に浮気されて、破談になって以来、毎晩正気を失うまで飲んでいる。
酔ってるからいろんなものを部屋に持ち込む。
工事中のコーンや、冷蔵庫に入り切れない大量のとうもろこし。
オ・ソニョン(コン・ヒョジン)は、大手広告代理店から転職してきたが、歓迎会の最中に現れた元彼にプロポーズされたり、初日から注目をあびる。
ジェフンは記憶のない2時間の通話履歴を見て驚く。
同僚のビョンチョル(カン・ギヨン)が操作を誤り、履歴の相手につながってしまう。
そこに、スマホを手にしてソニョンが職場に戻ってきた。
ジェフンが酔っぱらってかけた相手はソニョンだった。
(あらすじ by hito)
「最も普通の恋愛」とは、現実的にありそうな本当の恋愛のこと
よくある普通の恋愛ドラマ。
二人の共通項は、浮気されて傷心したということと、お酒に呑まれるということ。
このお酒に呑まれるというところが本作の軸で、いろんな見せ場が用意されている。
ジェフンは何かをもって帰りたがり、ソニョンはキス魔。
自分が何をしたかは覚えてない。
こういうお酒に呑まれる人たち、ほんとバカだなあと思う。
翌日、必ず後悔するだろうに。
現実的にありそうな本当の恋愛を描きたかったと監督が言われるけど、恋愛だけじゃなくて、現代の社会風刺も盛り込んである。
ソニョンは元彼から"尻軽女"と罵られた。
男にとって、女の恋愛遍歴は尻軽なのだそう。
ソニョンは前の職場の上司に言い寄られ、何度か食事に行ったことが上司の妻にばれ、ソニョンが誘ったと言い訳された。
ネットに中傷記事を書いたのは、元彼。
拡散された記事に耐えるしかないソニョンは、結局逃げた。
転職先も似たようなものだった。
仕事をよそに社員らが黙々とチャットで会話している。
始めはソニョンを援護するような同僚たちが、突然、ソニョンをターゲットにする。
ソニョンを外したグループの中で、ソニョン攻撃が始まる。
もちろん、打ち込む相手はソニョンに見られているとは思っていない。
すると、慌てた同僚が、"グループが違う!"。
恐ろしい現実だ。
キム・レウォン×コン・ヒョジン
キム・レウォンのこんなおバカな演技、初めて見た。
良くこの役引き受けたね~と他のブログにも書いてあったけど、ホントにそう。
でも、これ見た時、相手がコン・ヒョジンだから受けたんじゃないの?て思った。
そしたら、ホントにそうだった。
キム・レウォンって、真剣な顔から笑った顔へのギャップに萌える。
キム・レウォンとコン・ヒョジン双方が再共演を待ちわびていて、16年ぶりにこの作品で実現した。
上の記事を見る限り、ヒョジンと共演したがる俳優は多いらしい。
なぜなら、「上手いから」。
確かに、今回のソニョン役も酔っぱらって二人がじゃれあっているシーンなんて、まるで演技に見えないくらい超自然体。
もう素じゃんって思うけど。
コン・ヒョジン痛快劇
やられっぱなし、逃げっぱなしのソニョンが最後の最後でやってくれた。
職場の同僚たちをコテンパンにやっつけた。
あのやり方が正当かどうかはさておいて、罪にならない程度の仕返しなら、正当防衛の範疇では。
コン・ヒョジンのうじうじする演技とか、妙にブリッ子する演技は好きじゃなかったけど、こういう痛快路線はいい。
最初指輪してたけど、最後はなかった。
ソニョンとして、前の自分をようやく吹っ切ったと考えていいかな。
それにしても、指にタトゥーを入れてるヒョジン。
こういうとこがまた人気なんだろうな。
演じてる皆さん楽しそうで、こっちも楽しかった!
画像は、映画.comさんから引用させていただきました。
●hito基準による評価(10点満点)
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泣き又は感動1(3点満点)
爽快感1
脱力感0
ストーリー1
胸きゅん度又は嵌り度1
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没頭度2(2点満点)
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メッセージ性1
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7点
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