■今日のことば
「売りマス」と「買いマス」
【長野や山梨に伝わる民話】
昔ある村に何代も続いた「湊屋」という商屋がありました。
「どうも最近、儲からない」と老夫婦があるアイデアを思いついた。
米や味噌を買ったり、売ったりするときの計量桝をほんの少し大きいものと小さいものを作り、買う時は「大き桝」、売るときは「小さい桝」としたのです。つまり、量をごまかして儲ける。
最初は儲かりシメシメと持っていましたが、すぐに悪いウワサ広がり、店は余計に傾きだした。
ある日、店にいるグータラ息子に嫁が来た。
「湊屋ほどの商屋がつぶれるのは惜しい、私が立て直す」と嫁いだのだ。
そして、「売る桝」と「買い桝」の秘密を知った嫁は、なんとこの桝を逆に使うことにしました。
仕入れは小さい桝、売るときは大きい桝。
たちまち良いウワサが広がり、取引したいという仕入れ先がどんどん増えて、あっという間に店は立ち直して商売繁盛になった。
損して得とれ、まずお客さんが喜ぶことをすることですね。
今日もニコニコ夢に向かって1歩前進!!
