アムウェイ主義 Rich DeVos
の冒頭より抜粋



「思いやりのある資本主義だって?」

ある学生はあざ笑った。

「残酷な優しさとか生きている死というようなもので、矛盾してるよ!」

ここ4.5年、私は思いやりのある資本主義ということを言ってみんなにからかわれてきた。

でも資本主義と聞けばすぐに

強欲な大実業家や虐げられた労働者
毒を流した川、汚染物質を吐き出す煙突などを
思い起こすというのは私には納得いかない。

利益ではなく思いやりが資本主義の究極の目標だと言うと、笑う人がいる。

だが、思いやりによって企業が活気づくと
利益がついてくるし、生活が向上し
地球は復活し蘇生するのだ。

思いやりというものがなかったら、一時的に利益は上がるだろうが、人間の苦しみと地球の疲弊は長い間には私たちの手におえなくなるだろう。

amwayの成功にもっとも役立った道具は
機械やモーターのようなものではない。

驚くべき成長をささえたのは何よりも
ユニークな販売とマーケティングのプランだ。

資本主義と反対の国では天然資源と人間のエネルギーはあったが、労働者が働く動機づけがなされていなかった。

私どもの多面的なマーケティングプランには
独立した所有権、生涯にわたる様々なボーナスなどがあり、それが世界じゅうのABOたちの熱意と
ロイヤリティ、意気込みをかきたてるのだ。