・ 受発注に関する取り決めごとのこと
・ たとえば外部に業務を委託する際、どこにどういう契約で発注するか
・ そもそも外部に委託することが適切なのか、から含めて決定する
・ 委託した後は、委託先を通常のプロジェクトマネジメントと同様の意識で管理・監視する
★契約タイプ
・実際にやってみるとイレギュラーコストが発生するものだという前提に立った時、
・定額契約ならその分を払わなくて済むのだから、買い手有利
・実費契約なら、売り手有利
・タイム&マテリアル契約は、緊急案件時に使う
★試行的関与
・完全に依頼する前に、一部の作業だけを有償で従事させる調達マネジメントの手法
・こちらの作業を進めつつ、相手の実力を見極めることができる
・発注先は公平に選ぶことが大事で、自分の身内などは含めてはならない(癒着になる)
<計画プロセス>
・ 内外製分析
・ 発注先選定分析=発注先候補の分析
・アウトプットは調達マネジメント計画書、調達作業範囲記述書(SOW)、調達文書
・調達作業範囲記述書(SOW)=要求定義書 必要に応じて改訂あり
・調達文書=見積依頼書など
<実行プロセス>
・ 発注先を選定し、契約を締結するプロセス
① 入札公告=広告して募集する
② 入札説明会=説明する
③ 応札書やプロポーザルを受け取る=見積もりや納期の回答などを受け取る
④ 選定=選定基準に従って発注先を決める
・プロポーザル評価法:事前に準備した計算式などを用いて発注先候補を評価する
・独自見積もり:事前に大体どのくらいの回答になるか予想しておいて、それと比較する
⑤ 契約=発注
・アウトプットは選定納入者(=発注先)、合意書(=契約書)
<監視コントロールプロセス>
・ 発注先のパフォーマンスが契約上の要求事項を満たしそうか、随時監視する
・ 丸投げでお任せして蓋をあけてみたらビックリということはあり得ない
・ 品質、納期、費用は常に監視しておく
・ クレームが生じた場合は、当事者間の話し合い→ADR(裁判外紛争手続き)→裁判 の流れで対応