・ 品質=要求を満たすこと、グレード=豪華さ、である。

・ PMの責務は品質の管理であり、グレードの追求ではない(←金メッキ)

・ 品質は、要求事項を満たしていること+使用適合性である

・ 事前の要件を満たしていればOKではなく、作ったものが本当にユーザにとって価値のあるものなのか、使ってもらえるものなのかを常に意識して監視しておく必要がある

 

・「検査より予防」=品質とは計画、設計、作りこみによって達成されるものであり、検査によってではない

・ つまり、後手後手開発ではなくて、先手先手開発だよということ

・ 手直しにかかるコストは終盤になるほど膨れ上がるから

 

・ クロスビー=欠陥のないものを最初から正しく作るべき(検査より予防)

・ ジュラン=グレードよりも品質を意識せよ、特に使用適合性を意識せよ

・ デミング=品質コストの85%はマネジメントの問題。メンバーが自分達で"品質"をコントロールできる領域は少ない。

 

・品質コスト=適合コスト+不適合コスト

・適合コスト=予防コスト+評価コスト

・不適合コスト=作っちゃったものを後から直すコスト

 

<品質管理の技法>

・管理図=上方限界と下方限界を3σの位置に定め、超えたら以上と判断する

 ※ルールオブセブン:範囲内であっても、それが7点続いたら異常と判断する(0.5の7乗の確率だから)

 

 

<計画プロセス>

・ 組織の品質方針(=ルール)などに従って、計画を立てる

・ どのようにして品質を評価するのか=品質尺度(カバレッジとか)も決めておく

 

<実行プロセス>

・ 対象はプロセス。やることは監査。

・ プロジェクト自体の

・ 成果物の品質検査は次のプロセスになるので注意。

 

<監査・コントロールプロセス>

・ 完成した成果物が、品質を満たしているかどうかを自分達で確認すること=検査

・ これをクリアしたら、納品→顧客が受入検査(=スコープの妥当性確認プロセス)に移っていく

・ これをパスした成果物は、「検証済み成果物」となる