母親の口の震えについて、小さいながらもばぁちゃんが口の震えがあったことを覚えている。母親も80歳を迎えてそうなってきたんだと思っていた。

だから、母親との電話で『そういう年齢になったんだからあまり気にしない方がいいと話していた』

本人もそう思いながらもかかりつけの病院で受診したがどこにも異常はなく至って健康であるとの結果だった。

異常がないならと安心していた。


しかしながら母親はある事を我慢していた。それは、深夜だろうが口の震えが大きくなると息苦しくなり呼吸もままならなくなっていたそうだ。

それが分かったのが、仕事へ行く準備をしていた時に母親が通っている脳神経外科病院からだった。朝イチで息苦しくなりタクシーを使って診察へ来たがどこにも異常はないので息子さん迎えに来て下さいとの内容だった。

俺は慌てて会社を休み母親を迎えへ向かった。母親は治療室のベッドで横になっていて呼吸は安定しているとの事だったので母親に話しを聞いて状況を理解した。そして実家へ送り届け、食品など必要な物の買い出しへ行ってその日は帰宅した。

受診したことで母親も落ち着いたようだった。


ところが1週間過ぎたごろ、かかりつけの病院から朝イチで母親が息苦しくなったので受診に来ているがどこにも異常はないので息子さんが迎えに来て下さいと連絡があった。また会社に休みを貰い迎えに行った。前回と同じように治療室のベッドで横になって呼吸も安定していた。ドクターと話しをしたが、息苦しいとの事で不整脈や心拍、血液検査をしたがどこも異常はない、妹さんの事で精神不安からきているのもあるかもとの内容だった。母親はどこも異常がないのに息苦しいのが続くのかと納得していない様子だった。実家へ送り届けて帰宅した。


上記のようなことが1週間〜10日おきに起きるようになった。

そのたびに会社を休むや半休をとる事が多くなり、自分自身も心身共にかなりしんどがった・・・


そこで脳神経外科の主治医と話している中で口の震えはパーキンソン病の疑いもあるから系列の脳神経内科での受診を勧められた。同系列の病院だから1番早い日で検査予約までとってもらった。

合わせて、実家に1人で住んでる方から不安になり色々考えてしまって精神不安になっているんだと思い、ケアマネージャーと相談してグループホームへショートステイすることで気晴らしが出来るのではないかとなり、母親と話し合って体験入所する事になった。


入所当日、実家へ行き着替えなど準備した物を持って母親と一緒に向かった。

俺も初めてのことで不安だった。グループホームの職員さんから入所に関する説明を受け3日間お願いした。

なぜ3日間かと言うと3日後は、パーキンソン病の初診日のためである。

入所した夜に母親にどんな感じか電話したら楽しく会話したりしているよって少しは気晴らしになりそうな感じを受けたので良かった。


パーキンソン病の初診当日、午前中は勤務し午後から休みをもらい、母親をグループホームへ迎えに行き病院へ向かった。