こんばんは
よしです
お疲れ様です。
今週はエリザベス女王杯が阪神競馬場で行われます。
■エリザベス女王杯過去優勝馬
昨年は、ラッキーライラックが優勝しました。
■2019年エリザベス女王杯結果
ラッキーライラックは出たなりで中位を追走。
道中は折り合い重視で抑え気味でした。
勝負どころからジワッと差を詰めていき、直線は最内へ。
ラスト1ハロンからグイグイ伸びて鮮やかに差し切った。
スミヨン騎手の立ち回りもうまかったが、最近勝ち切れなかったのが嘘のような決め手を発揮して優勝しました。
下記はスミヨン騎手のコメントです。
『ラッキーライラック(1着)スミヨン騎手 本当はもう少し前でと思っていたけど、位置を取れなかった。でも人気馬がすぐ前にいたので、それについていこうと。4角で内が開いたのでそこを突けたし、力を出すことができた。オルフェーヴルの仔で縁を感じていたし、GⅠを勝てて嬉しい。いい馬に乗せてもらうことができて、厩舎や牧場関係者に感謝したい。』
■ラッキーライラックの戦歴
昨年のラッキーライラックは2018年のチューリップ賞から勝ちがなかったんですよね。
石橋騎手からスミヨン騎手に乗り替わりのエリザベス女王杯で優勝しました。
石橋騎手には辛かったでしょうが、勝つ為に選択した陣営の勝利でもあります。
2020年に入って大阪杯も勝ちましたが、宝塚記念では馬場に泣かされて6着。
前走の札幌記念でも洋芝が合わなかったのか3着。
人気に応えられない2戦が続いています。
得意の阪神競馬場で巻き返しなるか注目です。
過去には、アドマイヤグルーヴやスノーフェアリーが連覇しています。
ただ、1番人気の優勝は2011年のスノーフェアリーまで遡らなければなりません。
どうなるのか注目です。
■エリザベス女王杯の登録馬の過去指数
上記はエリザベス女王杯に登録している馬の過去指数になります。
ラッキーライラックは前走指数90とそんなに高くありませんねえ。
3走前の大阪杯が指数96なので抜けて強いという印象はありません\(◎o◎)/!
多分1番人気になるでしょうが、危うい部分もあると思っておいた方がいいでしょう。
サラキアが前走指数95と前走では1番高いです。
前走は府中牝馬Sで1着。
中団からの競馬でした。
道悪は良くないかと思われたが、比較的馬場のいい外めを選んで走れたことで手応えは良く、追われてからもしっかりと反応して抜け出す競馬。
急かさず運ぶ競馬で軌道に乗った感じです。
センテリュオとノームコアが前走指数94。
■阪神芝2200の血統データランキング
上記は阪神芝2200の血統データランキングです。
非常に気になるデータですね!!
ディープインパクトとハーツクライ産駒が抜けて上位です。
■エリザベス女王杯登録馬の血統
今年は、ディープインパクト産駒は、ラヴズオンリーユーやサラキア、リアアメリアを含めて8頭もいます。
ハーツクライ産駒はシャドウディーヴァになります。
これらの馬は非常に怖い馬になると思います。
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■1989年エリザベス女王杯
ここで、僕のエリザベス女王杯の思い出を少し語ります。
今から30年前の出来事です。
まだ産まれてないよ~!って方も少々お付き合い下さい(笑)
今でこそ、Win5を含め多種な馬券がありますが当時はまだ単勝と複勝、そして枠連の3種類の馬券しか無かった時代です。
まだ20代半ばの若かった私はあの日馬友と一緒に梅田のウインズにエリザベス女王杯の馬券を買いに行っていました。
その日は今でも脳裏から離れないある出来事が私の前で起こりました。
長年、競馬をしている人ならおわかりだと思いますが、昔はある1頭の馬に人気が集中する場合は「単枠指定」という制度が設けられていました。
この年のエリザベス女王杯は20頭立て。
その「単枠」に指定された馬が、前哨戦のローズSを単勝1.6倍の断トツ人気で勝利した当時はまだ売り出し中だった若かりし頃の武豊が跨る桜花賞馬のシャダイカグラという馬でした。
■若かりし頃の武豊騎手
8枠の大外にポツンと1頭だけ配置されたような感じでしたが、それでもシャダイカグラの勝利は揺るがないだろうとの大方の見方で馬券もそのシャダイカグラの8枠から売れに売れていました。
■1989年エリザベス女王杯の結果
競馬をまだまだ知らなかった僕たちも「武豊」で大丈夫だよな・・・と顔を見合わせ給料袋の中から3万円を武豊のいる8枠から3点ばかり1万円づつ購入したのでした。
すると私たちのすぐ横にいた50代前後のオジサンが窓口で、「5-8に100万」という声が聞こえました。
私たちは顔を見合わせ「えっ、100万円!!」と苦笑していました。
5枠には2番人気の馬と3番人気の馬が同居していたため
枠連の5-8というのは確か4倍前後のオッズでした。
その頃はまだ自動券売機というのが整備されていなく窓口でおばさんに口頭で伝えて馬券を買うというシステムが取られていたのです。
ですので、そばにいれば誰が何を幾ら買ったのかが周りの人たちにもわかるような環境でもありました。
そのオジサンは私たちのすぐ近くのモニター画面でレースを見つめていました。
レースが始まるや私たちも固唾を呑むようにモニター画面に見入っていました。
3コーナー過ぎには1番人気のシャダイカグラが早くも2番手で他の人気勢も背後に取り付いており、よし、これはもらった!!と心の中で叫んでいた瞬間、なんと4コーナーを回るとそのシャダイカグラが後退していくのです
あららららら、もうあかん!!
そして馬群の外から赤い帽子が一気に伸びてきて、ゴール版を真っ先に駆け抜けたのが、なんと20頭立てのドンジリ人気のサンドピアリスという馬でした。
2着にも10番人気のヤマフリアル、3着には14番人気のシンビクトリーという馬が入り恐らく今の3連単ですと2000万~3000万馬券に、Win5ならば2億円は確定でしょ!
とにかく競馬予想の次元を超越した大番狂わせでその年のエリザベス女王杯は幕を閉じたのでした
僕たちのそばにいたそのオジサンは、その場でしゃがみ込み、ピクリとも動かずただ俯いたままじっとしていました。
恐らくショックで足腰が立たなくなってしまったのでしょうか。
あの時のそのオジサンの光景が28年経った今でも鮮明に覚えています。
競馬には「絶対」という二文字は無いんですね!
その事を強く思いしめされたエリザベス女王杯でもありました。
勝ったこのサンドピアリスのお父さんはあの有名な怪物ハイセイコーでもありました。
このレースを見るたびに当時の苦い思い出が蘇ります。
杉本清さんの名実況とともにどうぞご覧下さい。
■1989年エリザベス女王杯の実況動画
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以上となります。
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