こんにちは

知原良枝です

 

 

 

前回のブログでは

 

 

 

自分の本質を知らなかったことで

最初の結婚では

パートナー選びを間違えてしまった

 

 

 

というお話しをしました。

 

 

 

 

中学、高校はグレーな生活に戻ってしまい

そんな状況のなかで

 

 

 

高校2年生の時に

父が二人のお子さんがいる人と

再婚をしました。

 

 

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前回の続きはこちらから↓

 

 

 

5月5日の私のお誕生日に

父親が初めて

「誕生日プレゼントを買いに行こう」

といって買い物にいきました。

 

 

 

今まで一度も誕生日プレゼントなんて

買ってくれたことなかったので

 

 

 

なんだか様子がおかしいな

と思っていたら…

 

 

 

その日の夜、父が私と妹に

 

 

 

「ちょっと話しがあるんだけど…

お父さん、再婚をしようと思うんだよ。」と。

 

 

 

突然の話しに

「えっっ⁈」

となったけれど

でも、反対しようとは思わなかった。

 

 

 

だって、私はお母さんが欲しかったから

 

 

 

でも、その後いろいろ話しを聞いていったら

 

 

 

その再婚相手の人にも

中学生の男の子と小学生の女の子

二人のお子さんがいて

 

 

 

その中学生の男の子が

妹と同じクラスの同級生だったガーン

 

 

 

でも、父の意思は

4ヶ月後の9月に再婚したいという

 

 

 

いやいや、それはありえないでしょ!!

(その時、父は中学のPTAの会長もしてたので)

 

 

 

「再婚には反対はしないけど、せめて中学の学年があがってクラス替えをしてからにしてほしい!」

 

 

 

と妹と二人で切実にお願いをしました。

 

 

 

でも、その願いを聞き入れてくれることはなく…

4ヶ月後に強行突破の再婚

 

 

 

しかも、再婚するまでの間に

相手の方とは一度しか会ってないのに

 

 

 

 

祖父母もふくめた大家族が

スタートしました。

 

 

 

今でこそ

 

 

 

ステップファミリー

(再婚や事実婚により、血縁のない親子関係や兄弟姉妹関係を含んだ家族形態)

 

 

という言葉を耳にすることも増えてきてますが…

 

 

 

当時はまだ離婚も再婚も

めずらしい時代でした。

 

 

 

当然ですが

このステップファミリーは

次第に関係がおかしくなっていきます…

 

 

 

恋愛感情で相手を選んだ父

恋は盲目といいますが…

 

 

 

継母に気をつかって

自分の娘たちよりも

連れ子たちをかわいがる

 

 

 

継母は当然

自分の子どもたちがかわいい

 

 

 

祖母は

自分の育てた孫が

成績がよくて

人に褒められることが

一番の喜び

 

 

 

そして、祖母と継母の対立。

 

 

 

私は祖母と継母の

愚痴のはけ口になっていきます。

 

 

 

そして、この夫婦関係が

さらに上手くいかなくなる

出来事がありました。

 

 

 

私が大学生の時

父が徹夜マージャンからゴルフをやった後

高熱を出しました。

 

 

 

熱がなかなか下がらず

病院をたらい回しに…

 

 

 

最後に受診した町医者で

これは髄膜炎の可能性があると診断が出て

紹介状を書いてもらっての

総合病院へ緊急入院。

 

 

 

そこから病状が急変して危篤状態に。

 

 

 

主治医からは一命を取り留めても

言語障害と

身体の麻痺が残る可能性があると言われ…

 

 

 

なんとか一命は取り留めましたが

やはり障害と麻痺がのこり…

(職人だった父親にとっては致命傷です)

 

 

 

最悪だったのが

個人事業なのにも関わらず

無保険だった

 

 

 

それから父親は

数ヶ月のリハビリで奇跡的に

仕事に復帰できるくらいまで

回復しましたが…

 

 

 

夫婦関係は

ますます悪くなっていく

一方でした…

 

 

 

なぜなら

 

 

 

継母の再婚の動機が

「お金を自由に使いたい」

だったから。

 

 

 

前のご主人がすごく倹約家で

お金を自由に使えないことが

不満だった継母

 

 

 

父親は遊び好き

お金づかいが荒かったので

 

 

 

父と結婚すれば

派手な生活ができる

と思ってたらしいです

 

 

 

でもフタを開けてみたら

貯蓄もなく…

 

 

 

最後は見切りをつけられ

再婚から7年後に

ステップファミリーは崩壊しました。

 

 

 

でも、これは夫婦の問題で

 

 

子どもには関係ないし

子どもは環境を選べない!

 

 

 

私はお母さんが欲しかったし

再婚も反対はしていなかった

 

 

 

でも継母を一度も

「お母さん」と呼ぶことなく

(呼びたかったけど、呼ぶタイミングを逃してしまったから…)

 

 

離婚後は一度も会ってません…

 

 

 

今、改めて親になってから

ステップファミリーを

経験してみて思うことは




再婚をする時に

大切なのは

 


 

まずは、人として

信頼関係を構築していけるような

パートナーシップを目指すこと

 

 

 

そして

子どもも

家族の一員として

それぞれの意見を尊重して




だれかだけが犠牲にならないような

みんなが幸せになれるような

 

 

 

家族のカタチを模索していくことが

大切だと思っています。

 

 

 

子どもを優先しすぎて

自分や相手が犠牲になるのも

違うと思いますし

 

 

 

それぞれが

自分のありのままの気持ちを

主張したうえで

 

 

 

みんなが少しずつ妥協して

 

 

 

バランスの良い解決策を

見つけていくことが大切だと

私は思っています。

 

 

 

それと

 

 

再婚相手のことをお子さんが

 

無理にお父さん(お母さん)と思わなくていい

呼ばなくてもいい

 

とか

 

呼んだほうがいい

 

とか

 

 

いろいろな意見はあると思いますが…

 

 

 

少なくとも私は

 

 

 

お母さんがほしかったし

お母さんと呼びたかった

 

 

 

お子さん、一人一人

望んでること

感じていることは違うと思います。

 

 

 

だからこそ

人の意見にまどわされずに

 

 

 

お子さんの本心を

しっかり聴いてあげてほしいと

切実に思います。

 

 

 

この離婚が原因で

私の父親への不信感や怒りは

さらに深くなりましたが…

 

 

 

それを言葉にして

父親に伝えることはありませんでした。

 

 

 

そして、男性が信じられないという刷り込みが

強烈に潜在意識に刻みこまれてしまいます…

 

 

 次回、離婚した元のパートナーとはどんな出会いでしたか?

【わたしの世界観#11】に続きます。