小林薫 主演の映画版「深夜食堂」です。
秋の夜長、ほっこり泣きたくなったら、このドラマですよ。
誰かが店に忘れて行った骨壷。
半年も引き取りてがありません。
と明日は供養してもらおうと、その前夜にいきなりお酒をかけてしまう男。
蓋を開けてみると中は骨ではなく、砂が入っているだけ。
みんなが驚いていると
その男(東日本大震災で被災している)が砂を握りしめて
「俺にはこいつを置いていった奴の気持ちが分かる・・・」と
泣かせる長セリフが続きます。
その男のセリフを店の裏で聞きながら
ボランティアをしていた彼女も
思わず嗚咽がこぼれてしまいます。
あぁ、泣けてくる。
とお寺さんでの供養が終わったその夜に
骨壷の主(田中裕子さん)が謝罪に現れます。
壺の砂の理由も含めて
笑わせながら泣かせるといった
田中裕子さんの名演技が披露されます。
いやいやなんという演出。
またまた涙が止まりません。
涙の質が上がってまいります。